親への想いのこし、ありませんか? | 自分を極めて幸せをつかむ【幸せ人生再構築】

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現実は過去の自分の意識から創造されたもの。だから未来は今からだって変えられる。エネルギーレベルで変化を起こし自分らしい幸せを叶えよう♪


こんにちは、Kanaです。

ブログにこうして自分の言葉で想いを書くのは

去年の夏以来になります。

本当に久しぶりで何だか新鮮な感じさえしてくる・・・

この数カ月、私が体験してきたことはとても深くて悲しくて。

けどとても大切な時間でした。



私の両親は10年以上も前に離婚し、

父だけが家を出ていきました。

それ以降、父に会うのは冠婚葬祭の時くらい。

私の父は自分の考えや気持ちを口にしない人だったから

子供の頃からどんな人かもよくわからなかった。

会話らしい会話もしたこともないし、

ましてや甘えたこともない。

正直、私は娘に対する父親の愛情もわからなかった。

私から見たら父は「周囲に迷惑をかける人」

でしかなかったんです。



去年の7月末。

そんな父が交通事故にあって手術を受けていると

連絡がきた。

私は安易に考えていた。

でも現状は違った。



頭を強く打った為に救急車が着いた時には

父はすでに瞳孔が開いていた。

普通であればそのまま看取るほどの

手の施しようのない状態だったそうです。

けど運ばれた病院で1日に2度の手術をして

奇跡的に一命をとりとめた。

先生が父を生かしてくれた。

しかし先生から告げられたのは余命1週間だった。



それ以降、父は意識不明の重体のまま。

容体が悪化したり持ち直したりと

首の皮が一枚でつながっているような

危ない状態が続いた。

でも父は1週間・2週間・1ヶ月・・・と頑張って生きた。

ずっとこのままでもいいから生きてほしいと願った。

でも父の容体は急変し、去年の11月末に帰らぬ人となった。

私は初めて人が死ぬ瞬間に立ち会った。



これが私のこの数カ月の中心となっている出来事。

親が離婚をしていると子供がすべて決めることになる。

手術の選択・延命治療の選択・葬儀の選択etc・・・

どの選択も本当に苦しかった。



いろいろな想いやいろいろな感情が次々と生まれてくる。

心が苦しくて壊れるかとも思った。



『親と子供』

これは避けては通れない道なのかもしれない。

いつかは必ず向き合うことになる。

どんな親であっても子供にとっては親なんです。

それは変えられない事実。

だから心が反応してしまう。



あなたは親に対する想いのこし、ありませんか?

もしもあるのだったら少しずつでもいいから

今からちゃんと向き合っていこう。

それは自分を生きていくためにも必要なことだから。