私がたまに曲選びの参考にしている一覧表があります。
人気のピアノソナタの中から
ハイドンとスカルラッティ以外のソナタを
細かくレベル分けしています。
28が最高難度(実際は28の中でもかなりの幅があると感じます。)
娘が今取り組んでいるベートーベンの10番は19
今私が譜読みしている
ベートーベンの幻想曲風ソナタは23
シューマンの3番は28
となっています。
ただ、何を難しいと思うかは得手不得手がみんな異なり、人それぞれだと思うので
難易度というのは、全てが自分にそのままあてはまるわけではないのでしょう。
たとえば、シューマンの3番とブラームスの3番で比較してみます。
前者が28、後者が26ですが
オクターブの激しい跳躍が苦手で、跳躍の少ない細かいパッセージの方が得意(あくまで当社比)な私にとっては
シューマンの方が弾きやすいと感じます。
ただ、メロディの重なりが多く、完成度を上げるのは
シューマンの方が難しいのかも。
と、難易度をつけること自体、非常に難しいように思います。
でも、難易度が高いと言われる曲がもし弾けたら
それはピアノを学ぶ者にとってすごく自信になるのではないでしょうか。
そんな曲を見つけるのも、一つの楽しみかも!
ちなみにこの方がまとめられているのは
ソナタだけではなくて、いろんな曲をレベル分けされています。
知らない曲もあり、見るだけでも楽しいです。
元々のデータは、このサイトの管理人さんではなく
ピアノの先生がご自身の生徒さんのために作成されたもののようです。
生徒さんたちにリストをわたし、その中から曲を選ばせて少しずつレベルアップをはかった、と書いてあった記憶があります。
既にあるものでなく、手作りのリストなんて
とても生徒さん思いで素敵だな、と思いました。
子供達も、目標がたてやすかったのではないかな。
元のサイトは、もう見られなくなっていて、それがとても残念です。