【2023年1月半ばからの出来事です】


実家に着き
玄関を開け、出て来た父に
「ちょっとしばらく泊まらせて欲しい」

と言った途端
それまで抑えてたものがあふれ出て来た。

父もとてもビックリした様子で
「どうした?」と直ぐ荷物を持ってくれた。

事情を話すと
「モモココが良いと思うまで居ればいい。
 遠慮することはないよ」

ちょうど、姉が外出先から帰ってきて
泣いている私に驚いて
「どうしたのぉ~」と抱きしめて

身体を擦ってくれた。


本当は父や姉家族に
心配と迷惑を掛けたく無かった。
なんとか乗り越えたかったけど
あの状態が続くと
もっと迷惑を掛けるかもしれないと思い

頼ってしまった。


つづく