AHCC(2) は急死が多い?『続・「AHCC」はなぜ効くのか―ガン治療医14人の証言』 | 90歳 母親 直腸癌 認知症

AHCC(2) は急死が多い?『続・「AHCC」はなぜ効くのか―ガン治療医14人の証言』

15年前の本、とはいえ、いくつか選んだなかの古いものから読むのは
私のひとつのパターンでして、今回もそうしてみました。


無理やり大雑把に要約しますと、

AHCCは
1)抗がん剤の副作用対策として有効。
2)がんが消失の例が稀にあり。
3)がんが消失しなくとも多くの人の免疫力があがりQOLが向上。
4)これからまだまだ期待できる。
5)元気な状態から急死する場合がある。
6)1日3g、6gでよく効く。

1)-4)は、大抵のサプリで、そのように書いてあるし、
エビデンスが多いとか、信頼できるデータとか私が評価できるわけでもなく、
めちゃくちゃ凄いと思ったデータもなかったし、
90歳・認知症のケースもなかったので、まあそういうところかな?

 

そこで、気になるのは、やはり5)この本のタイトルどおり14人の証言なのですが、多くの人(14人のうち10人が日本人で、うち少なくとも4人)がこれに言及しているんです。

例1:P31:
私にとってもこれが、転移巣にせよ、AHCCによってガンが消失した唯一の例です。もっとも、この患者さんは半年後ガンとは関係のない肺炎を起こして亡くなりましたが、それまでAHCCの服用を続け、もちろん再発もなく、お元気でした。 
==> 免疫力があがっても、肺炎は避けられないのだろうか?

例2:P75:

ずっと元気でいたのが、具合が悪くなって入院すると、翌日なくなったりするんです。これもAHCCの特徴のひとつですね。
=>同じような話が、P82,P131にも。果たしてこれは喜ばしいことなのか?

 

ピンピンコロリは、理想とはいえ、コロリと逝くのはその人の何らかの要素が、なくなっちゃうんでは?免疫をあげるとはいえ、その要素が、もし母にほとんど残っていなくて、その要素をAHCCは使って元気にするのだとしら、あっという間にコロリということにならないか?

 

そう考えると、できることなら少しぐらい安定したところで試したいもの。
あるいは、どうしようもなくなったときか?実際は、後者で使う人が多いのかな?

 

もうひとつは飲む量。1日1袋0.75gを処方されたが、この本の例では
1日3gとか6gとか書いてある。また、1日最大15錠までと書いてあるところもあった。15年も前だから、あるいは錠剤と顆粒では違うのかな?
母に処方されたのは、イヌノメディックピュアAHCC。『<お召しあがり方>健康補助食品として、1日1~3袋を目安に水またはお湯でお召し上がりください。』と書いてある。母は、体重が30kgを切っているので、ここは少なくとも最初は1袋からかな。

 

では、次の本に行って見ましょう。また数日後。