解説
インディペンデント・スピリット賞や放送映画批評家協会賞などの賞レースを席巻した青春ドラマ。中学校卒業を迎える少女が、高校入学に向けて自分を変えようとする。監督は、本作でニューヨーク映画批評家協会賞新人監督賞を受賞したボー・バーナム。放送映画批評家協会賞若手俳優賞を受賞したエルシー・フィッシャーをはじめ、『ダークスカイズ』などのジョシュ・ハミルトンらが出演。ジェネレーションZと呼ばれる現代の若者が抱える葛藤が映し出される。

あらすじ
中学校卒業を1週間後に控える中、クラスで最も無口な子に選ばれてしまったケイラ(エルシー・フィッシャー)は、高校生活が始まる前に不器用でおとなしい自分を変えようと決意し、クラスメートとSNSを通じて仲良くなろうとする。しかし、思いを寄せている男子にはどうアプローチすればいいかわからず、人気者のケネディには冷たくされ、お節介な父親にイライラしていた。

いかに自分らしく生きるかがテーマの映画である。

主人公のケイラはSNS上では活発な少女だが、学校生活の中では友達もなく、みんなの

輪の中に入っていくのを非常に苦手としている内気な少女である。

どこの社会にもこういうタイプの人間はいる。

みんなが明るく振る舞えるとは限らない。

社交的じゃなく不器用に世の中を生き抜いていく人もたくさんいる。

みんなどこかでそんな自分に折り合いをつけながら生きている。

少女から大人へなる段階の世代にとってはとても大きな問題だが。

吹っ切れていくケイラの成長がうれしくなる映画である。

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