DVD鑑賞


解説
第31回東京国際映画祭の東京グランプリと最優秀脚本賞を受賞したドラマ。主人公が姉の死によって人生を狂わされながらも、残されためいを世話しながら自らを取り戻す。監督は、プロデューサーとしても活動してきたミカエル・アース。『ヒポクラテス』などのヴァンサン・ラコスト、『グッバイ・ゴダール!』などのステイシー・マーティンらが出演する。

あらすじ
ダヴィッド(ヴァンサン・ラコスト)は、レナ(ステイシー・マーティン)という恋人ができ、穏やかな毎日を過ごしていた。ある日、姉が事件に巻き込まれ、亡くなってしまう。ダヴィッドは残された7歳のめい、アマンダ(イゾール・ミュルトリエ)の世話をすることになる。悲しみの中、困惑するダヴィッドと母の死を受け入れられないアマンダの共同生活が始まる。


前から評判がよかったので、借りてみた。

マンチェスター・バイ・ザ・シーという映画にどこか似ているが、

今回は保護者が24歳のダヴィッドと7歳の姪のアマンダ。

アマンダの母親はダヴィッドの姉でシングルマザー。

一人娘のアマンダを育てていたが、ある時、公園でテロ組織に無差別殺人に

巻き込まれて、帰らぬ人となる。

昨日までは元気に話をしていたダヴィッドはその姉の死を受け入れられないでいた。

ダヴィッドは家で寝ていたアマンダにどうやって母親の死を伝えるかを悩んでいた。

しかし死は事実なので、「ママはもう居ない。もう二度と帰ってこないんだ」

と伝える。

アマンダはただ漠然としたままで、その事実を受け入れきれない。

泣きじゃくるアマンダ、傍にいてやることしかできないダヴィッド。

親権をだれにするかで裁判所と話をする。

ダヴィッドはまだ24歳で、自分がアマンダの保護者になって育てる心の準備が

できてなかったので、ママの親戚筋をあたったり、施設を探したりしてみた。

アマンダと一緒にいるうちに「この子は僕が育てることに決めた」

アマンダも「おじさんはずっと私のそばに居てくれるの?」

「18歳まではね。そのあとのことは・・・」

アマンダのうれし涙がいい余韻になって映画は終わる。

なかなかいい映画だった。

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