劇場鑑賞




解説
第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作『そして父になる』の福山雅治と
是枝裕和監督が再び組んだ法廷サスペンス。
死刑が確実視されている殺人犯の弁護を引き受けた弁護士が、犯人と交流
するうちに動機に疑念を抱くようになり、真実を知ろうとするさまを描く。
弁護士や検事への取材に加え、作品の設定通りに実施した模擬裁判で出て
きたリアルな反応や言動などを脚本に反映。
福山ふんする主人公が弁護を担当する殺人犯を、役所広司が演じる。



あらすじ
勝つことを第一目標に掲げる弁護士の重盛(福山雅治)は、
殺人の前科がある三隅(役所広司)の弁護を渋々引き受ける。
クビになった工場の社長を手にかけ、さらに死体に火を付けた
容疑で起訴され犯行も自供しており、ほぼ死刑が確定している
ような裁判だった。
しかし、三隅と顔を合わせるうちに重盛の考えは変化していく。
三隅の犯行動機への疑念を一つ一つひもとく重盛だったが……。



ファンである是枝監督の新作を初日に観た。

評価は賛否分かれる作品だと思う。

30年前に殺人を犯し、仮出所した三隅(役所広司)が、自分が勤務していた

食品工場の社長を殺したという罪で、逮捕起訴された。

犯行も自供しており、このままでいくと死刑確定の状況にあった。

弁護をすることになった重盛(福山雅治)は、なんとか無期懲役にもって

いきたいが、三隅の供述はころころと変わっていく。

北海道の留萌で30年前に起こした事件のことを紐解くうちに、三隅の生い

立ちを知ることになる重盛。

そして殺した社長の娘(広瀬すず)と話す中で重盛は驚愕の事実を知る。

殺人の動機がそこにあった。

「自分なんか生まれてこなければよかった」と思う重盛。

「そんなことを思う人間は一人もいない」と反論する弁護士川島(満島真之介)

そして裁判が行われる中、打ち合わせとは違う発言をしてしまう重盛。

エンディングはすべての謎が解明されないままフェイドアウトし、難しい。

でも是枝映画は好きだ。

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