劇場鑑賞





解説
第21回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した北川恵海の小説を、
『イン・ザ・ヒーロー』などの福士蒼汰を主演に迎えて映画化。
ノルマが厳しい企業に勤め心身共に疲弊した青年が、幼なじみを名乗る人物
との交流を通じ生き方を模索するさまを描く。
メガホンを取るのは、『八日目の蝉』や『ソロモンの偽証』シリーズなどの
成島出。
福士演じる謎の男に救われる青年に、『夏美のホタル』などの工藤阿須加が
ふんするほか、黒木華、小池栄子、吉田鋼太郎らが共演。

あらすじ
激務により心も体も疲れ果ててしまった青山隆(工藤阿須加)は、意識を失い
電車にはねられそうになったところをヤマモト(福士蒼汰)と名乗る男に助け
られる。
幼なじみだという彼に心当たりのない隆だが、ヤマモトに出会ってから仕事は
順調にいき明るさも戻ってきた。
ある日隆は、ヤマモトが3年前に自殺していたことを知り……。



久々に映画館で映画を観た。

以前、映画館で予告を観て、福士蒼汰や工藤阿須加が出ているこの映画が

面白そうなので観ることにした。

ブラック企業で営業をしている青山隆(工藤阿須加)。元々はなかなか内定が

取れないときにすがる思いで入った企業で、ノルマが厳しく、上司からは毎日

のようにハラスメントを受けていて、心身共に限界寸前のところをヤマモト

(福士蒼汰)に助けられる。

ヤマモトは青山の小学校の時の同級生と名乗っていたが、青山はよく覚えて

なく、それでも会うたびにヤマモトと酒を飲み交わす日々を送るうちに、元気

を取り戻していく。

ある時、青山はヤマモトの存在を知りたくて、ネットで検索したところ、

3年前に青山と同じようなブラック企業で心身共に疲弊し、屋上から飛び降り

自殺していたことがわかった。

青山の前にいるヤマモトは幽霊なのか?ちょっと薄気味悪くなり、ヤマモトとの

接触を避けるようになる。

青山はヤマモトと出会ったことを境に、大きな取り引きがまとまりかけた矢先に、

同僚の裏切りにあい、再度、絶望の淵に立たされることになる。

ヤマモトからまた窮地を救われ、青山は決意する。

「ちょっと今から仕事をやめてくる」と会社に戻り、上司に報告した。

そしたら気分もすっきりし、空がこんなにも青かったのかということを実感する。

今、窮地に立たされている人や悩んで解決策がわからない人が元気をもらえる

そんな映画であった。

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