DVD鑑賞



解説
直木賞受賞作家・小池真理子の半自伝的小説を、『太陽の坐る場所』
などの矢崎仁司監督が映画化。
日本中に学生運動の嵐が吹き荒れた1969年の仙台を舞台に、時代の
影響により学園紛争に関わっていた女子高生と、バロック音楽喫茶
「無伴奏」で出会った男女の恋模様を描く。
成海璃子が、ヒロインの女の性を渾身(こんしん)の演技で見せる。
その相手役に『紙の月』などの池松壮亮がふんするほか、『虎影』
などの斎藤工、ベテランの光石研ら多彩な顔ぶれが共演。



あらすじ
学生運動の嵐が日本中を席巻していた1969年、仙台に暮らす女子高生
の響子(成海璃子)は時代に流されるように学園紛争にのめり込んでいた。
ある日、友人に連れられクラシック音楽が店内に響く喫茶店「無伴奏」を
訪れた彼女は、そこで出会った大学生の渉(池松壮亮)に興味を持つ。
その後、学生運動から離れた響子は偶然入った無伴奏で渉と再会し、次第
に彼のことを好きになっていき……。



映画の背景にパッフェルベルのカノンやバッハなどのクラシックが

ふんだんに使われ、1960年代後半から70年に青春を送った若者

たちの物語。

学園紛争に関わった女子高生と大学生の恋。

渉(池松壮亮)と響子(成海璃子)が恋に落ちる。

その燃え上がる恋の一方、響子は渉の心がどこかよそに

ある気がしてならない。

渉の親友の祐之介(斉藤工)の存在も気になる。

ある日、響子はショッキングな場面を目にしてしまう。

そうだったのか。これがその答えだったのか。

響子はずっと立ち直れないでいた。

音楽喫茶「無伴奏」で独りぽつんと取り残された響子。

あまりにも後味が悪いエンディングだった。

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