DVD鑑賞



解説
人生に空虚感を抱き始めた気難しい中年男が、面倒を見ること
になった12歳の少年と奇妙な友情を育み、生きる活力を得てい
く人間ドラマ。
主演は『ロスト・イン・トランスレーション』などのビル・マーレイ、
両親の離婚により大人びた少年役のジェイデン・リーベラーが、ビル
と絶妙な掛け合いを見せている。
監督・脚本を手掛けたセオドア・メルフィは、本作で第72回ゴールデ
ングローブ賞作品賞にノミネートされた。



あらすじ
アルコールとギャンブルが大好きで、ちょっとクセのあるヴィンセント
(ビル・マーレイ)は、隣家に引っ越してきたシングルマザーの12歳の
息子、オリバー(ジェイデン・リーベラー)の世話をすることになる。
酒場や競馬場へと連れ回し、ろくでもないことを教え込むヴィンセント
に反発するオリバーだったが、嫌われオヤジに隠された真の優しさや心
の傷に気付いてから、徐々に二人は心を通わせていき……。



ビル・マーレイがチョイ悪じいさん役を熱演し、オリバー少年にどこか

ぶっきらぼうに接するが、根は優しかった。

シングルマザーの子を預かる酒とギャンブル好きのオヤジだったが、

かつてはベトナム戦争で死の境をさまよった過去を決して明らかに

しなかった。

オリバーがそのヴィンセント老人の過去を調べて、ベトナム戦争の

英雄であったことがわかったくらいだ。

酒場や競馬場に連れ回すヴィンセントはオリバー少年に強く生きる

ことを教えるのであった。

オリバー少年がヴィンセントを称えるスピーチをするくだりは

感動する場面なので、未見の方は観てほしい。

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