劇場鑑賞
解説
『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』などの橋口亮輔監督が、
それぞれに異なる事情を持つ3人の男女の物語をつづる人間
ドラマ。
自分に興味を持ってくれない夫と気が合わない義母と生活
している女性、同性愛者で完璧主義の弁護士、妻を通り魔に
殺害された夫を中心にストーリーが展開する。
作家主義と俳優発掘を理念とした松竹ブロードキャスティン
グのプロジェクトの一作として、橋口監督の『ゼンタイ』に
出演している篠原篤が主人公を演じ、リリー・フランキーも
出演。
人の感情を丁寧にすくい取った橋口監督の演出に期待。
あらすじ
橋梁点検の仕事をしているアツシ(篠原篤)には、愛する妻
を通り魔殺人事件で亡くしたつらい過去があった。
自分に関心がない夫と考え方が違う姑と生活している瞳子
(成嶋瞳子)は、パートの取引先の男と親しくなったことから
平凡な日常が変わっていく。
エリート弁護士の四ノ宮(池田良)は友人にひそかな思いを寄
せていたが、ある日、誤解が生じてしまい……。
毎日映画コンクール作品賞に輝いた作品が北九州で上映された。
「ぐるりのこと。」で橋口監督の作品に魅了され、この「恋人たち」
も観たいなぁと思っていた矢先、光石研が北九州市出身ということも
あり、小倉昭和館で上映されることになった。
全体的にストーリーは暗い。
アツシは通り魔に妻を殺害され、相談料5万円の弁護士に相談するも
「こういう世の中だから仕方がない」とか。
エリート弁護士四ノ宮に相談するも「わたしが傷つく」と却下される。
犯人は精神鑑定の結果、措置入院という軽い刑になってしまう。
やるせないアツシは「俺がそいつを殺す」と復讐心に燃えるが。
瞳子はパート先で知り合ったいかにも危なっかしい男と親しくなる。
その男を光石研が熱演する。
怪しげな商売に投資をする瞳子。
でも彼女は自分に振り向いてくれる取引先の男と一緒にいるのが楽し
そうであった。
アツシの同僚で片腕を事故で失った男が「笑って生きていればいいよ」
とさりげなく言葉をかける。
そこから少しずつ彼の心も和らいでいく。
瞳子も四ノ宮もいい方向に向かおうとしていた。
絶望そして再生。
橋口監督自身が原作&脚本も手がける作品。
最後に希望の光が灯ってよかった。
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『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』などの橋口亮輔監督が、
それぞれに異なる事情を持つ3人の男女の物語をつづる人間
ドラマ。
自分に興味を持ってくれない夫と気が合わない義母と生活
している女性、同性愛者で完璧主義の弁護士、妻を通り魔に
殺害された夫を中心にストーリーが展開する。
作家主義と俳優発掘を理念とした松竹ブロードキャスティン
グのプロジェクトの一作として、橋口監督の『ゼンタイ』に
出演している篠原篤が主人公を演じ、リリー・フランキーも
出演。
人の感情を丁寧にすくい取った橋口監督の演出に期待。
あらすじ
橋梁点検の仕事をしているアツシ(篠原篤)には、愛する妻
を通り魔殺人事件で亡くしたつらい過去があった。
自分に関心がない夫と考え方が違う姑と生活している瞳子
(成嶋瞳子)は、パートの取引先の男と親しくなったことから
平凡な日常が変わっていく。
エリート弁護士の四ノ宮(池田良)は友人にひそかな思いを寄
せていたが、ある日、誤解が生じてしまい……。
毎日映画コンクール作品賞に輝いた作品が北九州で上映された。
「ぐるりのこと。」で橋口監督の作品に魅了され、この「恋人たち」
も観たいなぁと思っていた矢先、光石研が北九州市出身ということも
あり、小倉昭和館で上映されることになった。
全体的にストーリーは暗い。
アツシは通り魔に妻を殺害され、相談料5万円の弁護士に相談するも
「こういう世の中だから仕方がない」とか。
エリート弁護士四ノ宮に相談するも「わたしが傷つく」と却下される。
犯人は精神鑑定の結果、措置入院という軽い刑になってしまう。
やるせないアツシは「俺がそいつを殺す」と復讐心に燃えるが。
瞳子はパート先で知り合ったいかにも危なっかしい男と親しくなる。
その男を光石研が熱演する。
怪しげな商売に投資をする瞳子。
でも彼女は自分に振り向いてくれる取引先の男と一緒にいるのが楽し
そうであった。
アツシの同僚で片腕を事故で失った男が「笑って生きていればいいよ」
とさりげなく言葉をかける。
そこから少しずつ彼の心も和らいでいく。
瞳子も四ノ宮もいい方向に向かおうとしていた。
絶望そして再生。
橋口監督自身が原作&脚本も手がける作品。
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