DVD鑑賞
解説
『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督が
『山河遥かなり』にアイデアを得て、現代のチェチェン
を舞台に声を失った少年とEU職員の女性の奔走を描く感
動ドラマ。
ロシアの侵攻が原因で両親がこの世を去り声まで失った
チェチェン人少年が、EU職員の女性と出会い、生き別れ
た姉と弟を捜すべく必死に生きる姿を映し出す。
主演は、『アーティスト』のヒロインを務めたベレニス・
ベジョ。
『キッズ・オールライト』などのアネット・ベニングが
共演する。
凄惨(せいさん)なチェチェンの様子に胸を痛めると共
に、少年の純粋な姿が涙を誘う。
あらすじ
1999年のチェチェン。
ロシアの侵攻によって両親を殺害された9歳の少年ハジ
(アブドゥル・カリム・マムツィエフ)は声を失って
しまう。
たった一人でさまよっていたところを、EU職員のキャロル
(ベレニス・ベジョ)に保護されたハジ。
そんなハジには生き別れた姉と弟がいて……。
冒頭のビデオカメラで映し出される凄惨な映像にまず
ショックを受けた。
撮っていたのは1人のロシア兵。
その彼はマリファナを吸っていたのを警察にみつかり、
強制的にロシア軍に入隊させられた若者である。
どうしてこのような非人道的な行為ができたかは、
彼の軍での生活と結びついていく。
目の前で両親を殺され、乳飲み子の弟と家を出る9歳
の少年が最初、女の子かと見間違えるほどかわいらしく、
その後は自分で育てられないと判り、民家に置いていく
シーンは可哀想でたまらない。
この少年、ハジはEU職員のキャロルと出会い、ようやく
人間的な暮らしができるようになるが、何を聞かれても
一言もしゃべらない。
まさに声を失ってしまったのだった。
焦らずハジと距離を詰めていくキャロルはある晩、ハジ
が初めてしゃべる事実に唖然としてしまうのであった。
チェチェン情勢がここまで酷いとはこの映画を観るまで
は知らなかった。
今もどこかで内戦があっているところでは弱い立場の
子どもや女性が犠牲になるのである。
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解説
『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督が
『山河遥かなり』にアイデアを得て、現代のチェチェン
を舞台に声を失った少年とEU職員の女性の奔走を描く感
動ドラマ。
ロシアの侵攻が原因で両親がこの世を去り声まで失った
チェチェン人少年が、EU職員の女性と出会い、生き別れ
た姉と弟を捜すべく必死に生きる姿を映し出す。
主演は、『アーティスト』のヒロインを務めたベレニス・
ベジョ。
『キッズ・オールライト』などのアネット・ベニングが
共演する。
凄惨(せいさん)なチェチェンの様子に胸を痛めると共
に、少年の純粋な姿が涙を誘う。
あらすじ
1999年のチェチェン。
ロシアの侵攻によって両親を殺害された9歳の少年ハジ
(アブドゥル・カリム・マムツィエフ)は声を失って
しまう。
たった一人でさまよっていたところを、EU職員のキャロル
(ベレニス・ベジョ)に保護されたハジ。
そんなハジには生き別れた姉と弟がいて……。
冒頭のビデオカメラで映し出される凄惨な映像にまず
ショックを受けた。
撮っていたのは1人のロシア兵。
その彼はマリファナを吸っていたのを警察にみつかり、
強制的にロシア軍に入隊させられた若者である。
どうしてこのような非人道的な行為ができたかは、
彼の軍での生活と結びついていく。
目の前で両親を殺され、乳飲み子の弟と家を出る9歳
の少年が最初、女の子かと見間違えるほどかわいらしく、
その後は自分で育てられないと判り、民家に置いていく
シーンは可哀想でたまらない。
この少年、ハジはEU職員のキャロルと出会い、ようやく
人間的な暮らしができるようになるが、何を聞かれても
一言もしゃべらない。
まさに声を失ってしまったのだった。
焦らずハジと距離を詰めていくキャロルはある晩、ハジ
が初めてしゃべる事実に唖然としてしまうのであった。
チェチェン情勢がここまで酷いとはこの映画を観るまで
は知らなかった。
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