DVD鑑賞
解説
『ベラミ 愛を弄ぶ男』などのプロデューサー、
ウベルト・パゾリーニが監督を務め、身寄りの
ない人の葬儀を行う地方公務員の姿にスポット
を当てた人間ドラマ。
『戦火の馬』などのイギリスの実力派俳優エディ・
マーサンを主演に迎え、心を込めて死者を弔う
孤独な男の生きざまを描く。
主人公が淡い思いを抱く女性を、テレビドラマ
「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」
などのジョアンヌ・フロガットが好演。
人生の最期にまつわる、ほろ苦くて切なく優しい
物語に魅了される。
あらすじ
公務員のジョン・メイ(エディ・マーサン)は、
ロンドン南部ケニントン地区で亡くなった身寄り
のない人々の葬儀を執り行う仕事をしている。
いくらでも事務的に処理できる仕事だが、律儀
な彼は常に死者に敬意を持って接し、亡くなっ
た人々の身内を捜すなど力を尽くしていた。
糸口が全て途切れたときに初めて葬儀を手配し、
礼を尽くして彼らを見送ってきたが……。
邦画の「おくりびと」のような劇的な感動を想像
していたが、ちょっと違っていた。
身寄りのない人の葬儀を執り行う公務員のジョン・
メイは淡々と日々の自分の仕事をこなしていた。
身寄りのない人の遺品、写真を細かくアルバムに
分類していき、処理済みの書類も棚に整理する
几帳面な性格である。
そんな彼は亡くなった一人の男のアパートから
女の子の写真を見つけ、このアルバムから身寄り
を探そうと訪ね歩く。
そしてある日、彼の元に一本の電話が入る。
残された唯一の娘からであった。
その娘と男の葬式を取り仕切る打ち合わせをして
いるうちに、ジョン・メイはその女性に淡い恋
心を抱くのであった。
その女性から近いうちに
「お茶でも飲みませんか?」と誘われ、気持ちが
明るくなっていた矢先に彼はバスとぶつかり、
44歳の人生の幕を閉じるのである。
一人の男の葬式は娘や親友や路上生活の仲間の
見守る中、行われ、
ジョン・メイの葬儀には誰も参列せず、事務的に
処理されるのであった。
しかし奇跡は起こる。
彼が生前、真摯に向き合ってきた仕事がこの場面で
評価されるとは・・・・
彼の人生は不幸だったのか、幸せだったのか、最後の
シーンでその答えはわかる。
見終わった後、じわじわと感動が押し寄せてくる映画
である。
必見の映画をまた見つけた。
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解説
『ベラミ 愛を弄ぶ男』などのプロデューサー、
ウベルト・パゾリーニが監督を務め、身寄りの
ない人の葬儀を行う地方公務員の姿にスポット
を当てた人間ドラマ。
『戦火の馬』などのイギリスの実力派俳優エディ・
マーサンを主演に迎え、心を込めて死者を弔う
孤独な男の生きざまを描く。
主人公が淡い思いを抱く女性を、テレビドラマ
「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」
などのジョアンヌ・フロガットが好演。
人生の最期にまつわる、ほろ苦くて切なく優しい
物語に魅了される。
あらすじ
公務員のジョン・メイ(エディ・マーサン)は、
ロンドン南部ケニントン地区で亡くなった身寄り
のない人々の葬儀を執り行う仕事をしている。
いくらでも事務的に処理できる仕事だが、律儀
な彼は常に死者に敬意を持って接し、亡くなっ
た人々の身内を捜すなど力を尽くしていた。
糸口が全て途切れたときに初めて葬儀を手配し、
礼を尽くして彼らを見送ってきたが……。
邦画の「おくりびと」のような劇的な感動を想像
していたが、ちょっと違っていた。
身寄りのない人の葬儀を執り行う公務員のジョン・
メイは淡々と日々の自分の仕事をこなしていた。
身寄りのない人の遺品、写真を細かくアルバムに
分類していき、処理済みの書類も棚に整理する
几帳面な性格である。
そんな彼は亡くなった一人の男のアパートから
女の子の写真を見つけ、このアルバムから身寄り
を探そうと訪ね歩く。
そしてある日、彼の元に一本の電話が入る。
残された唯一の娘からであった。
その娘と男の葬式を取り仕切る打ち合わせをして
いるうちに、ジョン・メイはその女性に淡い恋
心を抱くのであった。
その女性から近いうちに
「お茶でも飲みませんか?」と誘われ、気持ちが
明るくなっていた矢先に彼はバスとぶつかり、
44歳の人生の幕を閉じるのである。
一人の男の葬式は娘や親友や路上生活の仲間の
見守る中、行われ、
ジョン・メイの葬儀には誰も参列せず、事務的に
処理されるのであった。
しかし奇跡は起こる。
彼が生前、真摯に向き合ってきた仕事がこの場面で
評価されるとは・・・・
彼の人生は不幸だったのか、幸せだったのか、最後の
シーンでその答えはわかる。
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である。
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