DVD鑑賞



解説
『純喫茶磯辺』『さんかく』など独特なセンスで注目を浴びる
吉田恵輔監督が、構想に7年かけたハートフル・ドラマ。
納骨のため亡き母の故郷を訪れたヒロインが、町の人々との交
流を経て母の知られざる一面に触れ、それまでとは違う母に対
する思いを抱いていく。
声優を夢見るオタク女子の主人公に、連続テレビ小説「梅ちゃ
ん先生」が好評だった堀北真希がふんし、兄役に『探偵はBAR
にいる』シリーズの松田龍平、二人の母をベテラン余貴美子が
演じる。



あらすじ
声優を目指して奮闘中の麦子(堀北真希)が、兄・憲男(松田龍平)
と暮らすところに、かつて二人を捨てた母・彩子(余貴美子)が戻っ
てくるが、間もなく病のために、帰らぬ人となる。
麦子は、納骨のため母がかつて青春を謳歌(おうか)した田舎を
訪れると、町の人気者だった彩子に似ている麦子の登場に町の人々
は活気づく。
そんな彼らと交流するうちに、麦子は自分の知らない母の一面を
垣間見ることになり……。



堀北真希演じる麦子は声優養成の学校に行くための資金作りの

ためにバイトに励む毎日を送っていた。

同居する兄憲男に松田龍平。

二人が同居するアパートの家賃を実はかつて捨てた

彩子(余貴美子)が出していたことを知るのは、彩子が

ふと訪ねてきた頃だった。

麦子には母の面影がないし、最初、愛情も感じてなかったので

彩子と生活する中で戸惑い、反抗を繰り返すのであった。

実は彩子は末期の肝臓ガンに蝕まれていた。

彩子の納骨で彩子の故郷を訪ねて知るかつての母彩子の過去。

彼女はその町のアイドルだった。

そして麦子は自分の母とうり二つだったことで、まわりの男たちが

振り返る。

肉親はどんな理由があって離ればなれになったとしてもやっぱり母親

なんだと知る麦子。

温かい気持ちになる映画であった。

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