DVD鑑賞
解説
家族を題材に自主映画を手掛けてきた中野量太が監督を務め、
長編映画デビューを果たした心温まる人間ドラマ。
長年音信不通だった父親との永遠の別れに接した姉妹が、次
々と降り掛かる困難に対して必死に対応する姿をユーモアを交
えて映し出す。
対照的な姉妹を『婚前特急』の柳英里紗とドラマなどで活躍中
の松原菜野花が好演し、破天荒な母親を『ギリギリの女たち』
などの渡辺真起子が演じている。
家族の絆や人生のほろ苦さを描いた内容に笑って泣ける。
あらすじ
14年前に父親が出て行ってから、葉月(柳英里紗)と呼春(松原
菜野花)の姉妹は母の佐和(渡辺真起子)と3人で暮らしている。
ある日、音信不通だった父が末期がんで死の床にあるという知ら
せが入り、2人は母に見舞いに行ってお別れしてくるようことづ
かる。
彼女たちはしぶしぶ出掛けて行くが、道中で父の訃報を知り途方
に暮れる。
「愛のむきだし」等で活躍している渡辺真紀子主演の映画。
子どもたち2人はそれぞれ17歳と20歳。
若い頃、父が出て行き、その後音信不通。
しかし父が長くないと弟からの連絡を受けた佐和(渡辺真紀子)
は、子どもたちに父の写真を撮ってきてほしいと、二人で父の元
へ送り出す。
電車を乗り継ぎ、父の元へ行く途中に、父親は亡くなってしまう。
出て行ってしまった父親は再婚していて、新たに子どもまでいたこと
がわかる。
その子とともに葬儀に参列するが、遺産は放棄してほしいと向こうの
親族から書面での約束までさせられる。
決定的だったのは再婚してできた子どもは亡くなった父親に生前好き
だったタバコを吸わせる場面を見てからだった。
ここにはもう自分たちの居場所はない。
もう帰ろうと二人で話し、一度は帰ることにしたが、父親が居なく
ても引け目を感じさせないように育ててくれた母を思う気持ちが
二人を葬儀場まで駆り立てた。
最後にゲットしたのは父の遺骨の一部と火葬場での一枚の写真
だった。
佐和はもどってきた娘たちからもらった遺骨を大事にするので
はなく、池に放り出して、「ここで父親の供養はできるから、
わざわざ墓参りをする必要がないよ」とあっけらかんに言い放った。
強くたくましい母とそれを見て育った娘たちの三人の物語。
にほんブログ村に参加しています。
応援のクリックをお願いしますね。

にほんブログ村
解説
家族を題材に自主映画を手掛けてきた中野量太が監督を務め、
長編映画デビューを果たした心温まる人間ドラマ。
長年音信不通だった父親との永遠の別れに接した姉妹が、次
々と降り掛かる困難に対して必死に対応する姿をユーモアを交
えて映し出す。
対照的な姉妹を『婚前特急』の柳英里紗とドラマなどで活躍中
の松原菜野花が好演し、破天荒な母親を『ギリギリの女たち』
などの渡辺真起子が演じている。
家族の絆や人生のほろ苦さを描いた内容に笑って泣ける。
あらすじ
14年前に父親が出て行ってから、葉月(柳英里紗)と呼春(松原
菜野花)の姉妹は母の佐和(渡辺真起子)と3人で暮らしている。
ある日、音信不通だった父が末期がんで死の床にあるという知ら
せが入り、2人は母に見舞いに行ってお別れしてくるようことづ
かる。
彼女たちはしぶしぶ出掛けて行くが、道中で父の訃報を知り途方
に暮れる。
「愛のむきだし」等で活躍している渡辺真紀子主演の映画。
子どもたち2人はそれぞれ17歳と20歳。
若い頃、父が出て行き、その後音信不通。
しかし父が長くないと弟からの連絡を受けた佐和(渡辺真紀子)
は、子どもたちに父の写真を撮ってきてほしいと、二人で父の元
へ送り出す。
電車を乗り継ぎ、父の元へ行く途中に、父親は亡くなってしまう。
出て行ってしまった父親は再婚していて、新たに子どもまでいたこと
がわかる。
その子とともに葬儀に参列するが、遺産は放棄してほしいと向こうの
親族から書面での約束までさせられる。
決定的だったのは再婚してできた子どもは亡くなった父親に生前好き
だったタバコを吸わせる場面を見てからだった。
ここにはもう自分たちの居場所はない。
もう帰ろうと二人で話し、一度は帰ることにしたが、父親が居なく
ても引け目を感じさせないように育ててくれた母を思う気持ちが
二人を葬儀場まで駆り立てた。
最後にゲットしたのは父の遺骨の一部と火葬場での一枚の写真
だった。
佐和はもどってきた娘たちからもらった遺骨を大事にするので
はなく、池に放り出して、「ここで父親の供養はできるから、
わざわざ墓参りをする必要がないよ」とあっけらかんに言い放った。
強くたくましい母とそれを見て育った娘たちの三人の物語。
にほんブログ村に参加しています。
応援のクリックをお願いしますね。

にほんブログ村