DVD鑑賞



解説
『冷たい熱帯魚』などの園子温が、十数年前から温めてきた企画
を実写化した異色作。
まな娘の映画デビューをかなえようと奔走する男が、彼と激しく
憎み合うヤクザ、映画監督に間違えられた青年、彼に代わってメ
ガホンを取る映画マニアといった者たちと共に騒動を巻き起こす。
名バイプレーヤーの國村隼、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ
の堤真一、『鈴木先生』シリーズの長谷川博己ら、実力派俳優が
結集してクセのあるキャラを怪演。
ハイテンションな語り口に加え、全編にちりばめられた35ミリ映
画への愛も作品の大きな魅力もなっている。



あらすじ
とある事情から、激しく対立する武藤(國村隼)と池上(堤真一)。
そんな中、武藤は娘であるミツコ(二階堂ふみ)の映画デビューを
実現させるべく、自らプロデューサーとなってミツコ主演作の製作
に乗り出すことに。
あるきっかけで映画監督に間違えられた公次(星野源)のもとで撮
影が始まるが、困り果てた彼は映画マニアの平田(長谷川博己)に
演出の代理を頼み込む。
そこへライバルである武藤の娘だと知りつつもミツコのことが気に
なっている池上が絡んできたことで、思いも寄らぬ事件が起きてし
まう。



園子温監督作品なら、観なくてはと思いながら、血みどろのシーン

が多く、躊躇していたが、観ることにした。

キル・ビルを彷彿とさせるシーンが後半怒濤のように押しかけて

きて、気分が悪くなる。

でも最後まで観てしまうのは、園子温ならではの作りである。

二階堂ふみの演技に魅了されながら、長谷川博己のはじけた演技、

星野源の壊れたキャラがいい。

全体的に血なまぐさいハイテンションムービーである。

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