劇場鑑賞



解説
『かいじゅうたちのいるところ』などの鬼才スパイク・ジョーンズ
が監督と脚本を手掛けたSFラブストーリー。
人工知能型OSの声に惹(ひ)かれる主人公と、生身の女性よりも魅
力的なシステムとの恋のてん末を描く。
『ザ・マスター』などのホアキン・フェニックスが主演を務め、彼
が恋心を抱く声の主を『マッチポイント』などの女優スカーレット・
ヨハンソンが好演。
近未来的な物語に息を吹き込む彼らの熱演が胸に響く。



あらすじ
近未来のロサンゼルスで、セオドア(ホアキン・フェニックス)は
相手に代わって思いのたけを手紙にしたためる代筆ライターをして
いた。
長きにわたり共に生活してきた妻キャサリン(ルーニー・マーラ)
と別れ、悲嘆に暮れていた彼はある日、人工知能型OSサマンサ
(スカーレット・ヨハンソン)と出会う。
次第にセオドアは声だけで実態のない彼女の魅力のとりこになり……。



ようやくこの映画を観る機会を得た。

スパイク・ジョーンズといえば「かいじゅうたちのいるところ」を

作った監督として知られる。

やや難解なイメージのある監督だったが、今回は純愛路線でわかり

やすい内容の映画だった。

「2001年宇宙の旅」をモチーフにしている感じがする。

設定が近未来であり、映像で赤が多用されているところも同じだ。

スパイク・ジョーンズがキューブリックを敬愛してのことなのかは

わからない。

人工知能型OSサマンサの声はスカーレット・ヨハンソン。

そのサマンサに恋する男セオドアにホアキン・フェニックス。

セオドアは妻と別れ、心にぽっかり穴が空いている時期に、

サマンサと出会う。

サマンサの声に魅了され、四六時中、彼女の声を聞くことが

生活の一部になってしまう。

ラストにオチがあるのだが、結局、人っていうのは独りでは生

きていけない、だれかと常につながっていないと不安になるので

ある。

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