DVDにて観賞




解説
母の死を悲しみ続けている14歳の少女が、とある3姉妹
との共同生活を通じて癒されていく姿を描く感動ドラマ。
ウィル・スミスと妻ジェイダ・ピンケット・スミスがプロ
デュースを務め、アメリカで450万部のベストセラーとな
ったスー・モンク・キッドの小説を映像化した。
心に孤独と深い傷を負った主人公の少女リリィには、『シ
ャーロットのおくりもの』のダコタ・ファニング。
母からの愛の証しを探す少女の悲しみと再生の物語に胸が
熱くなる。

A Day In The Life


あらすじ
1964年、サウスカロライナ州で、母の死の記憶にとらわれ、
心に深い悲しみを背負った14歳の少女リリィ(ダコタ・ファ
ニング)は、愛への飢餓感を抱える日々を過ごしていた。
そんなある日、リリィはカリビアン・ピンクの家に住むボート
ライト3姉妹(クイーン・ラティファ、アリシア・キーズ、ソ
フィー・オコネドー)と出会い、長女が経営する養蜂場の仕事
を手伝いながら、3姉妹と共同生活を始める。

A Day In The Life


ジェニファー・ハドソンがダコタ演じるリリィの子守り役で出ていました。

黒人差別が酷かった時の話です。

ちょうど、キング牧師が公民権運動で勝利し、黒人に選挙権が与えられた

ばかりでした。

でもまだ州によっては依然と黒人が白人と歩いているだけで、嫌がらせを

されたり、映画館の入り口に「Colors」という表示があり、それは黒人

専用でした。

さて、映画は、ダコタ・ファニング、まだ14才だけど、芸歴でいえば10年?

貫禄あるその演技に驚きました。

しっかり主役を演じ、母の愛に飢えた少女役がピッタリでした。

黒人の3姉妹、養蜂場を経営して、割と裕福な生活を送っていました。

当時の黒人社会ではセレブだったと思います。

この養蜂場で働く少年とリリィのほのかな愛、3姉妹から受ける愛、

リリィはまわりから十分、愛を受けていました。

しかし母は自分を愛していなかったと悩みます。

3姉妹の長女のオーガストの口から、ある秘密がリリィに伝えられました。

そのあたりからエンディングにかけてが一番の見せ場。

予算も少ない映画だったみたいですが、役者たちが原作に惚れ込んで、安い

ギャラで引き受けた作品。

心温まる映画でホロッとさせられます。

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