劇場鑑賞
解説
19世紀から24世紀へと世紀を超えて、六つの時代と場所を舞台に
人間の神秘を描く壮大なスペクタクル・ドラマ。
兄が性転換を経て姉弟となったラリー改めラナ、アンディ・ウォ
シャウスキー監督と、『パフューム ある人殺しの物語』のトム・
ティクヴァが共同でメガホンを取る。
時代をまたいで存在する同じ魂を持つ複数の人物という難役に挑む
のは、名優トム・ハンクスをはじめ、ハル・ベリーやスーザン・サ
ランドンといった豪華キャストたち。
過去や未来を映す迫力ある映像や、深いストーリーなど、ロマンあ
ふれる世界観に圧倒される。
あらすじ
1849年、南太平洋。
青年ユーイングは、妻の父から奴隷売買を託され、船での航海に出るが…。
1936年、スコットランド。
ユーイングの航海日誌を読む若き作曲家フロビシャー。
父に勘当され、天才作曲家のもとで曲づくりに悪戦苦闘する。
その曲は、のちに幻の名曲と呼ばれる『クラウド アトラス六重奏』だった…。
1973年、サンフランシスコ。
巨大企業の汚職を追及する女性ジャーナリスト、ルイサは、会社が放った殺し
屋に命を狙われるが…。
2012年、イングランド。
著書を酷評した評論家を殺害した作家ホギンズ。
彼の自伝は大ヒットし、出版元の編集者は大儲けとなるが…。
2144年、ネオ・ソウル。
そこは遺伝子操作によって複製種が作られ、人間のために消費される社会。
複製種の少女ソンミ451は自我に目覚め、反乱を企てるが…。
そして遥か未来、文明がすっかり崩壊した地球。
ある羊飼いの男のもとを、進化した人間コミュニティからやって来た一人の
女が訪ねるが…。
6つのエピソードは並行して描かれ、やがて怒濤のクライマックスへと突き
進んでいく。
約3時間の超大作、少し難解な部分もあるが、映像はスタイリッシュ。
特にネオ・ソウルのシーンはこの映画ではウェイトを占めていて、かっこいい。
ペ・ドゥナの出番も名優トム・ハンクスと同じくらい多い。
テーマは転生。
人は一度死んでもなんらかの形で生まれかわる。
人の命は子宮から墓場までだれかとつながってあるものというセリフを
どのエピソードでも繰り返される。
6つのエピソードはやがてひとつにつながると言うが、それを理解しようと
思ったら、たぶん1回観ただけでは難しいのではなかろうか?
映像を追いながらあらすじを楽しむというより、最新の映像技術や壮大な
風景を楽しむ映画ではなかろうか。
「ツリー・オブ・ライフ」のような壮大な映画であった。
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解説
19世紀から24世紀へと世紀を超えて、六つの時代と場所を舞台に
人間の神秘を描く壮大なスペクタクル・ドラマ。
兄が性転換を経て姉弟となったラリー改めラナ、アンディ・ウォ
シャウスキー監督と、『パフューム ある人殺しの物語』のトム・
ティクヴァが共同でメガホンを取る。
時代をまたいで存在する同じ魂を持つ複数の人物という難役に挑む
のは、名優トム・ハンクスをはじめ、ハル・ベリーやスーザン・サ
ランドンといった豪華キャストたち。
過去や未来を映す迫力ある映像や、深いストーリーなど、ロマンあ
ふれる世界観に圧倒される。
あらすじ
1849年、南太平洋。
青年ユーイングは、妻の父から奴隷売買を託され、船での航海に出るが…。
1936年、スコットランド。
ユーイングの航海日誌を読む若き作曲家フロビシャー。
父に勘当され、天才作曲家のもとで曲づくりに悪戦苦闘する。
その曲は、のちに幻の名曲と呼ばれる『クラウド アトラス六重奏』だった…。
1973年、サンフランシスコ。
巨大企業の汚職を追及する女性ジャーナリスト、ルイサは、会社が放った殺し
屋に命を狙われるが…。
2012年、イングランド。
著書を酷評した評論家を殺害した作家ホギンズ。
彼の自伝は大ヒットし、出版元の編集者は大儲けとなるが…。
2144年、ネオ・ソウル。
そこは遺伝子操作によって複製種が作られ、人間のために消費される社会。
複製種の少女ソンミ451は自我に目覚め、反乱を企てるが…。
そして遥か未来、文明がすっかり崩壊した地球。
ある羊飼いの男のもとを、進化した人間コミュニティからやって来た一人の
女が訪ねるが…。
6つのエピソードは並行して描かれ、やがて怒濤のクライマックスへと突き
進んでいく。
約3時間の超大作、少し難解な部分もあるが、映像はスタイリッシュ。
特にネオ・ソウルのシーンはこの映画ではウェイトを占めていて、かっこいい。
ペ・ドゥナの出番も名優トム・ハンクスと同じくらい多い。
テーマは転生。
人は一度死んでもなんらかの形で生まれかわる。
人の命は子宮から墓場までだれかとつながってあるものというセリフを
どのエピソードでも繰り返される。
6つのエピソードはやがてひとつにつながると言うが、それを理解しようと
思ったら、たぶん1回観ただけでは難しいのではなかろうか?
映像を追いながらあらすじを楽しむというより、最新の映像技術や壮大な
風景を楽しむ映画ではなかろうか。
「ツリー・オブ・ライフ」のような壮大な映画であった。
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