DVD観賞



解説
リリー・フランキーが亡き母への思いをつづって、200万部
を超える大ベストセラーとなった同名の自伝小説の映画化。
監督を『さよなら、クロ』の松岡錠司、脚本をリリーと同郷
の松尾スズキが担当し、社会現象的なブームにまでなった原
作の映画化に挑んだ。
主人公の“ボク”にオダギリジョー、“オカン”にベテラン
女優の樹木希林。昭和から平成を見つめてきた東京タワーを
めぐる母子の深い愛情のドラマに胸打たれる感動作。
どこか頼りなくナイーブな主人公を演じたオダギリジョーが
ハマリ役。

A Day In The Life


あらすじ
1960年代。
3歳のボク(オダギリジョー)は、真夜中に玄関の戸を蹴破っ
て帰ってきた酔っぱらいのオトン(小林薫)にいきなり焼き鳥
の串を食べさせられてしまう。
オトンに手を焼いたオカン(樹木希林)はボクを筑豊の実家に
連れ帰り、妹の“ブーブおばさん”の小料理屋を手伝いながら、
女手一つでボクを育て始めるのだった。

A Day In The Life


これは原作が話題になり、それにつられて読んだし、映画館で

も観た。

売れっ子イラストレーター兼俳優のリリー・フランキーの母親

の思いを綴った自伝である。

リリー・フランキー演じるのはオダギリ・ジョー、母親役が

樹木希林であり、若い頃のオカンを娘の内田也哉子が演じてい

る。

母と子の関係を中心に、いつの時代も子どものために自らの人生

を捧げる母親の愛、それに応えようとする息子の姿を描いている。

大分の高校に向けて出発するリリーの弁当の中には手紙と困った

ときのためのお金が入っているシーン、母を亡くし、仕事どころ

ではないリリーを天国から叱咤激励するシーン等、涙を誘う。

死んだ後、唯一叶わなかった母親と一緒に上がる東京タワーの屋上

で位牌に語りかけるリリーが印象的である。

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