劇場にて鑑賞



解説
車いすで生活している大富豪と介護者として雇われた黒人青年
が垣根を越えて友情を結ぶ、実話を基にしたヒューマン・コメ
ディー。
年齢や環境、好みも異なる二人が、お互いを認め合い、変化し
ていくプロセスを描いていく。
監督は、本作が長編4作目となるエリック・トレダノとオリヴィ
エ・ナカシュのコンビ。
主演は、『歌え! ジャニス★ジョプリンのように』のフランソワ
・クリュゼと『ミックマック』のオマール・シー。
フランス本国のみならずヨーロッパで記録的なヒットを樹立した、
笑いと感動に包まれた良質なコメディーを堪能できる。

A Day In The Life


あらすじ
不慮の事故で全身麻痺(まひ)になってしまった大富豪のフィリッ
プ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者を探していた。
スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は生活保護の申請
に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィ
リップは彼を採用することに。
すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐく
んでいき……。

href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120901/19/mokkun8940/50/1f/j/o0320023912166786458.jpg">A Day In The Life


ファーストデイということもあり、劇場はいつもの土曜日よりかな

りの人出。

そしてこの映画、地味な感じがあったんだけど、ツイッター等で

評判がいいし、映画評も高得点。

今週はめぼしい映画がないことも手伝って、8割方の集客だった。

内容は、健常者と障害者の友情を育む物語だけど、感動を押しつけ

るものになってないし、あえて健常者と障害者の垣根を取っ払った

良質の映画であった。

ところどころ笑えるし、健常者役のドリスは、車イス生活者のフィ

リップを障害者として扱ってないところがいい。

変な気遣いもないし、構えるところもなく、ごく自然のバディーと

して接していた。

ドリスは家庭が複雑な貧民街に住む黒人として、フィリップは大富豪

の障害者として、お互い、ハンディーキャップを抱えるものの、同情

なく、一人の人間として接する姿勢が観ていて清々しい気持ちになった。

なお実話に基づく映画だったので、ラストで実際の彼らの今がちらっと

映し出される。

興味がある方は、是非、劇場で鑑賞されたし。

にほんブログ村に参加しています。
応援のクリックをお願いしますね。



にほんブログ村