NHKBSシネマで放送していたものを

録画しておいたので、連休中に観た。



あらすじ
1940年頃、スペイン中部のカスティーリャ高原の小さな村
オジュエロスに一台のトラックが入っていく。
移動巡回映写のトラックで、映画は「フランケンシュタイン」。
喜ぶ子供たちの中にアナと姉のイザベルがいた。
その頃父のフェルナンドは、養蜂場で、ミツバチの巣箱を点検
する作業をしている。
母のテレサは、室内にこもって、内戦で荒れはてた家や人々の
様子を手紙に書き綴っている。
いったい誰に宛てている手紙なのか、毎週のように、駅に向かい、
列車に投函する。
公民館のスクリーンには、少女メアリーが怪物フランケンシュタ
インと水辺で出会う美しいシーンが展開している。
そのシーンに魅入られたアナは姉からフランケンシュタインが怪
物ではなく精霊で、村のはずれの一軒家に隠れていると聞いた。
学校の帰りにアナはイサベルに村のはずれの一軒家に誘われた。
そこに精霊が住んでいるというのだ。

A Day In The Life


A Day In The Life


1973年のスペイン映画。

日本ではDVDは高値で取引されるほど、レアな名作と言われている。

100分足らずの映画だが、セリフは少ないし、BGMもほとんどない。

ただ映像は一種独特である。

光と影のコントラストは見事である。

荒涼としたスペインの田舎の大地。

アナとイサベルのかわいい姉妹。

そこで交わさされる言葉や二人の振るまい。

人間嫌いと言われる父親とキノコ狩りを姉妹は、

毒キノコを見分ける方法を知り、なるほどと納得する。

死んだ振りをしてアナを困らせるイサベル。

内戦で負傷した兵士をかくまうアナは、

その兵士が殺されたことに心を痛める。

家出をして森でフランケンシュタインと遭遇するアナ。

ストーリーは難解である。

シュールな内容で、理解するというより感じる映画かも

しれない。

興味がある方は、NHKBSシネマでまた放送があるかも

しれないので、チェックしておこう。

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