DVDにての観賞



解説
ユダヤ人美術商の一家に代々伝わるミケランジェロの絵画をめぐって、
絵画を政争の道具として利用したいナチス・ドイツを相手に、命を懸け
た無謀な行動に出る一家の息子の覚悟を描くサスペンス・ドラマ。
自身もユダヤ人であるポール・ヘンゲの実体験を基に執筆された原作を、
第80回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『ヒトラーの贋札』のスタ
ッフが映画化。
ナチス・ドイツの圧政という歴史を背景に、謎と緊張が連続する手に汗
握る展開に注目だ。

A Day In The Life


あらすじ
ユダヤ人美術商の一家に代々伝わるミケランジェロの絵画をイタリアの
ムッソリーニに送り付け、優位な条約を結ぶ材料にしたいナチス・ドイツ
は絵画の強奪に成功するも、贋作であることが判明。
一方、本物の絵を隠した一家の息子ヴィクトールは、父親が遺した謎のメ
ッセージを受け取っていて家族の命を守るためナチスと駆け引きをしよう
とするが……。

A Day In The Life


この映画はマイシネコンに来なかった映画で、ずっと観たかったので、今

回のDVDでのリリースはうれしい。

イタリアとドイツが条約を結ぶにわたって、イタリアが提示した条件は、

ユダヤ人の画商が持っていると言われたミケランジェロの作品を出せと

言うことだった。

ドイツはイタリアとの有利な条約を結ぶためにも、その画商の家を家宅

捜査し、幻のミケランジェロの絵を探し出し、イタリアに渡すのであった。

しかし、目利きのいい専門家が、それは贋作であると見抜き、慌てたドイツ

軍は、ヴィクトールの母親を連れ去り、なんとか口を割らせようとする。

当人であるヴィクトールも実は本物がどこにあるのかがわからない。

すでに収容所で亡くなった父親のメッセージを思い出し、ひょっとしたら

あそこではないだろうか?と終戦後、自由の身となったヴィクトールが

すでに売り払った画廊で、友人に持ちかけた話とは?

ラストが粋な映画。

是非、観てほしい一本である。

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