DVDにて観賞

A Day In The Life


原題はIrina Palm(イリーナの手のひら)である。

ということで、この映画は「風俗」でなりふり構わず働く

女の物語である。

解説
60年代の伝説の女神マリアンヌ・フェイスフルが、『あの胸にもういちど』
以来39年ぶりに主演した女性讃歌。
世間知らずの中年主婦が思わず飛び込んだ性風俗の世界で、人間として、
そして女性として生き生きと輝く様を描く。
共演は『美しき運命の傷痕』などの演技派ミキ・マノイロヴィッチや、
『ロシアン・ドールズ』のケヴィン・ビショップ。
“男性を手で絶頂に導く”仕事をきまじめにこなす主人公の姿が、何とも
こっけいで愛らしい。

A Day In The Life


あらすじ
ロンドン郊外に暮らす平凡な主婦マギー(マリアンヌ・フェイスフル)は、
病気の孫の手術代を稼ぐ必要に迫られていた。
偶然セックスショップの“接客係募集”の張り紙を見つけた彼女は面接を受
け、採用される。
オーナー(ミキ・マノイロヴィッチ)の見込んだ通り、彼女はその手の滑ら
かさで店でナンバーワンの“接客係”になる。

孫の難病は国外で手術しないと助からないほどの重病。

治療費、渡航費、滞在費等でかなりのまとまった額が必要であった。

なりふり構わず、身を挺して働くマギー。

マギーをあばずれ女と責める息子。

息子の嫁はマギーの態度に共感する。

「母親は子どものためならどんなことだってする」

徐々に息子も母親の態度を理解していくが。

ヨーロッパ映画である。

全体的に映像は暗いが、時にはコミカルに、また時には身を挺して

子どもを守ろうとする女性を描きだしている。

その点で言えばスペイン人監督のペドロ・アルモドバルに似ている。

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