DVDにて観賞
解説
『四十七人の刺客』などで知られる池宮彰一郎の同名小説を、テレビドラマ
「北の国から」シリーズの演出を手掛けた杉田成道が映画化。
赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件で大石内蔵助率いる四十六士が切腹して主君
に殉じた中、ひそかに生き残った二人の男の知られざる物語を描く。
討ち入り前夜に逃亡した瀬尾孫左衛門に役所広司、討ち入りを後世に伝える
ため逃がされた寺坂吉右衛門を佐藤浩市が熱演。
そのほか山本耕史、笈田ヨシ、伊武雅刀、安田成美ら演技派が脇を固め、
『赤い糸』の新鋭、桜庭ななみも名を連ねている。
あらすじ
忠臣蔵として有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入りでは46人が主君に殉じ切腹する
が、二人の男が生き残った。
討ち入り前日に逃亡した瀬尾孫左衛門(役所広司)と、討ち入りを後世に伝え
るため逃がされた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)。
正反対の運命を背負う二人が16年ぶりに再会。
瀬尾はなぜ討ち入りから逃げたのか、寺坂は元同志が抱えてきた秘密を知る。
日本映画らしい風景の美しさと加古隆の音楽がまず印象的であった。
紅葉をバックにした瀬尾孫左衛門。
すすきの原で瀬尾孫左衛門と寺坂吉右衛門が斬り合いになる場面とか、
「北の国から」シリーズの演出を手がけた杉田成道らしい情景だ。
役所広司演じる瀬尾孫左衛門、武士という宿命ゆえ、仕えた大石内蔵助の命に
沿ってその役目を16年間も果たし続ける。
その隠密とは・・・・
寺坂吉右衛門は討ち入りを後生に伝えるために、16年間、46人の遺族の元を
廻り、お悔やみの言葉をかけたり、生活援助をしていた。
その寺坂吉衛門と瀬尾孫左衛門が相対する場面は映画の中盤からやってくる。
寺坂の疑問が解けたとき、二人のわだかまりが溶け、いい関係になっていく
はずであったが。
終始、静かなタッチの映画だが、ラストのいろいろなものがフラッシュバック
する場面、あそこは泣かせるよねぇ。
二時間ちょっとあるが、武士の悲しい性を描いたいい映画であった。
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解説
『四十七人の刺客』などで知られる池宮彰一郎の同名小説を、テレビドラマ
「北の国から」シリーズの演出を手掛けた杉田成道が映画化。
赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件で大石内蔵助率いる四十六士が切腹して主君
に殉じた中、ひそかに生き残った二人の男の知られざる物語を描く。
討ち入り前夜に逃亡した瀬尾孫左衛門に役所広司、討ち入りを後世に伝える
ため逃がされた寺坂吉右衛門を佐藤浩市が熱演。
そのほか山本耕史、笈田ヨシ、伊武雅刀、安田成美ら演技派が脇を固め、
『赤い糸』の新鋭、桜庭ななみも名を連ねている。
あらすじ
忠臣蔵として有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入りでは46人が主君に殉じ切腹する
が、二人の男が生き残った。
討ち入り前日に逃亡した瀬尾孫左衛門(役所広司)と、討ち入りを後世に伝え
るため逃がされた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)。
正反対の運命を背負う二人が16年ぶりに再会。
瀬尾はなぜ討ち入りから逃げたのか、寺坂は元同志が抱えてきた秘密を知る。
日本映画らしい風景の美しさと加古隆の音楽がまず印象的であった。
紅葉をバックにした瀬尾孫左衛門。
すすきの原で瀬尾孫左衛門と寺坂吉右衛門が斬り合いになる場面とか、
「北の国から」シリーズの演出を手がけた杉田成道らしい情景だ。
役所広司演じる瀬尾孫左衛門、武士という宿命ゆえ、仕えた大石内蔵助の命に
沿ってその役目を16年間も果たし続ける。
その隠密とは・・・・
寺坂吉右衛門は討ち入りを後生に伝えるために、16年間、46人の遺族の元を
廻り、お悔やみの言葉をかけたり、生活援助をしていた。
その寺坂吉衛門と瀬尾孫左衛門が相対する場面は映画の中盤からやってくる。
寺坂の疑問が解けたとき、二人のわだかまりが溶け、いい関係になっていく
はずであったが。
終始、静かなタッチの映画だが、ラストのいろいろなものがフラッシュバック
する場面、あそこは泣かせるよねぇ。
二時間ちょっとあるが、武士の悲しい性を描いたいい映画であった。
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