DVDにて鑑賞



解説
ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説を、
『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。
幼く多感な少女のうそによって引き裂かれた男女が運命の波
に翻弄(ほんろう)される姿と、うそをついた罪の重さを背
負って生きる少女の姿が描かれる。
運命に翻弄(ほんろう)される男女を演じるのはキーラ・ナ
イトレイと『ラストキング・オブ・スコットランド』のジェ
ームズ・マカヴォイ。
映像化は困難と言われた複雑な物語を緻密(ちみつ)な構成
でスクリーンに焼きつけた監督の手腕に注目。

A Day In The Life


あらすじ
1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシー
リア(キーラ・ナイトレイ)は、兄妹のように育てられた使用
人の息子、ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と思いを通わせ
合うようになる。
しかし、小説家を目指す多感な妹ブライオニー(シーアシャ・
ローナン)のついたうそが、ロビーに無実の罪を着せ、刑務所
送りにしてしまう。

A Day In The Life


重い。

そして絶望的なラスト。

気持ちがになえていく。

嘘が、それもたった1回の嘘が、こうも他人の人生を狂わせるとは。。。

挽回のチャンスはなかったのだろうか?

子どもが負うにはあまりにも重すぎる贖罪。

どっと落ち込む終わり方に、「君のためなら千回でも」のような未来

は見えなかった。