DVDにて観賞
A Day In The Life

解説
「モーニング」誌上で連載された入江喜和の同作漫画を基に、
『独立少年合唱団』『いつか読書する日』の緒方明が監督を
務めるハートウォーミングな親子ドラマ。
だらしない夫を捨てた子持ちの主婦が、弁当店オープンに向
けて奮闘する姿を描く。
『UDON』の小西真奈美と子役の佐々木りおがヒロインとその
まな娘・のんちゃんを演じて、息の合った母娘コンビを見せる。
岡田義徳や岸部一徳、倍賞美津子 など、下町の人情模様を彩る
脇役陣にも注目。

あらすじ
東京下町育ちの主婦、永井小巻。夢ばかり見ているダメ亭主の
範朋に愛想を尽かし、一人娘ののんちゃんを連れて実家の京島
に出戻ってきた。
とはいえ、主婦一筋でキャリアも資格もない小巻に世間の風は
予想以上に冷たかった。
貯金も底をつく一方、離婚には頑として応じない範朋もストーカ
ーまがいにつきまとい、次第に追いつめられていく小巻。
そんな中、娘のために作った自慢ののり弁が幼稚園で大評判とな
ったのがきっかけで、小巻は“お弁当屋を開く”という目標を見
つける。
そして、以前そのおいしさに感激した小料理屋“ととや”の主人
を必死で口説き落とし、なんとか弟子入りに漕ぎ着ける小巻だっ
たが…。
A Day In The Life

下町の人情を感じつつ、のり弁のおいしさを楽しみながら観た。

あらためて手作り弁当っていいなって。

給食も栄養があっておいしいのだが、弁当には愛情がたっぷり。

のり弁はただののり弁ではなく、いろいろ栄養を考えて、何重に

もいろいろなまぜご飯が層になっている。

食育を考えるという意味でも、そして女一人で独立してやっていく

大変さも伝わる映画。

責任を果たすっていうことは何かを選び、何かを捨てるっていうこと。

岸部一徳の存在感、健在でした。