この映画、アカデミー賞の助演男優賞(アラン・アーキン)と脚本賞をとった作品。

スクリーンで見逃してしまった作品だが、DVD発売を機に観た映画です。

いわばロードムービー。

あの黄色いオンボロワーゲンワゴンが印象的です。
A Day In The Life

キャスト
6人の家族とワーゲンが主役。
フランク(失恋して自殺未遂をしたゲイで理論的な叔父)
リチャード(勝ち組になることに没頭するパパ)
ドウェーン(ニーチェに心奪われ全く喋らない兄。パイロットになることが目標。)
シェリル(家族をまとめるのに奮闘するママ)
グランパ(老人ホームを追放された不良エロじーさん。ヘロインを常習している。)
オリーヴ(ミスコン優勝をめざすおデブちゃんな妹)

ストーリー
田舎町アリゾナに住む少女オリーヴ。ブサイクでおデブちゃんな彼女が、
ひょんなことから全米美少女コンテストの地区代表に選ばれた。
その日から、ヘロイン中毒でポルノ雑誌が大好きな祖父のもと、密かに
コンテストで披露するダンスを猛練習。決戦の日が近づき、オリーヴ一家
全員は会場のあるカリフォルニアを目指して黄色いオンボロ車に乗り込んだが・・・。
A Day In The Life

旅の途中、さまざまなハプニングが起こる。
敬愛していたグランパがヘロイン中毒で亡くなる。
父の「成功のための7つの理論」本の出版がオジャンになる。
兄が色盲だとわかり、パイロットを断念。
そして車の故障。
それらを家族が一体となって乗り越え、オリーヴの美少女コンテスト優勝を
勝ち取ろうとするが、そんな美少女コンテストに何の意味があると兄、叔父
が出場せず、もうこのまま帰ろうと言い出す。
というのは、出てくる各地区代表は、まるでお人形さんみたいに着飾った子
ばかりだったのだ。
せっかくここまで来たのだから、出してあげようとパパとママがそれに反論。
しかし、結果は無惨なものだったが、オリーヴのダンスを家族みんなで応援し、
全員ステージで乗りまくって踊る姿に、いままでバラバラだった家族がひとつ
になっていく。

ハリウッドのCGグラフィックやアクションみたいな派手さはないけども、家族

の横のつながりや愛を描いたとても感動的な映画でした。

この映画は、是非お勧めです。