モントリオール世界映画祭で見事グランプリを射止めた映画でもあり、
悲願のアカデミー外国作品賞を獲った映画でもある。
劇場にて鑑賞
キャスト
監督 滝田洋二郎
音楽 久石譲 本木雅弘(小林大悟)、広末涼子(小林美香)
山崎努(佐々木生栄)、吉行和子(山下ツヤ子)
余貴美子(上村百合子)
笹野高史(平田正吉)、山田辰夫(富樫家喪主)
あらすじ
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)
は好条件の求人広告を見つける。
面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に
収める仕事。
当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師
の仕事に誇りを見いだしてゆく。

山形県鶴岡市、酒田市のロケと大自然のなかで本木が奏でるチェロの響きがいい。
だれもが死を迎える。
その最期をいちばん綺麗な姿で送り出す手伝いをする納棺師という仕事に生きがい
を見出し、プロとしての貫禄さえ感じる本木の演技がいい。
広末涼子演じる妻小林美香が、本木の真剣な表情から納棺師という仕事にだんだん
理解を示すあたりもいい。
笹野高史が火葬場の職員を演じるが、「死は別れではなく、門をくぐること。
行ってらっしゃいと声をかけるようなものだ。」と語るシーンは泣かせる。
日本映画の質の高さを世界にアピールできた秀作だと思う。
悲願のアカデミー外国作品賞を獲った映画でもある。
劇場にて鑑賞
キャスト
監督 滝田洋二郎
音楽 久石譲 本木雅弘(小林大悟)、広末涼子(小林美香)
山崎努(佐々木生栄)、吉行和子(山下ツヤ子)
余貴美子(上村百合子)
笹野高史(平田正吉)、山田辰夫(富樫家喪主)
あらすじ
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)
は好条件の求人広告を見つける。
面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に
収める仕事。
当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師
の仕事に誇りを見いだしてゆく。

山形県鶴岡市、酒田市のロケと大自然のなかで本木が奏でるチェロの響きがいい。
だれもが死を迎える。
その最期をいちばん綺麗な姿で送り出す手伝いをする納棺師という仕事に生きがい
を見出し、プロとしての貫禄さえ感じる本木の演技がいい。
広末涼子演じる妻小林美香が、本木の真剣な表情から納棺師という仕事にだんだん
理解を示すあたりもいい。
笹野高史が火葬場の職員を演じるが、「死は別れではなく、門をくぐること。
行ってらっしゃいと声をかけるようなものだ。」と語るシーンは泣かせる。
日本映画の質の高さを世界にアピールできた秀作だと思う。

