集英社文庫から出た本で、ページにして779ページ。
ストーリー
水原雅也が父親の葬儀の後、叔父の俊郎は彼の父親に金を貸していたことを告げ、
なんとか返済してもらえないだろうかと催促する。
雅也の父親も経営する工場が倒産したので、借金があった。
その借金は父親の保険金でチャラとなるはずだった。
そこで、阪神淡路大震災が起こる。
雅也の家もつぶれ、その中に取り残されたのは叔父の俊郎だった。
そして、まだ息はあったのだが、雅也は、叔父を殺してしまう。
その現場をずっと見ていた女が新海美冬という女性だった。
彼女も震災で両親を失ったということだった。
2人は手を組み、東京へ出る。
美冬は「この世で、信頼できるのは雅也だけや。二人で幸せになろうな。」と、
雅也にいろいろと指示を出し、雅也は実行していく。
女は、宝石店「華屋」の店員から、美容院経営や宝石関連のビジネスを起こし、
「華屋」の社長夫人までのし上がる。
「華屋」での異臭事件、そして「曽我孝道失踪事件」を追う刑事の加藤。
これで、いいのだろうかとだんだん自分が利用されているのではなかろうかという
疑念を抱く、水原雅也。
2人は、「新海美冬とは何者だろうか?」という共通の目的で、それぞれ、彼女の過去
を追ううちに恐ろしい事実を突き止めていく。
たぶん、これは続編が出そうな気がします。
そんなラストでした。
順番は「白夜行」「幻夜」と読んでいくべきでしたが、先にこちらを読みました。
白夜行から読む方がいいでしょう。
ストーリー
水原雅也が父親の葬儀の後、叔父の俊郎は彼の父親に金を貸していたことを告げ、
なんとか返済してもらえないだろうかと催促する。
雅也の父親も経営する工場が倒産したので、借金があった。
その借金は父親の保険金でチャラとなるはずだった。
そこで、阪神淡路大震災が起こる。
雅也の家もつぶれ、その中に取り残されたのは叔父の俊郎だった。
そして、まだ息はあったのだが、雅也は、叔父を殺してしまう。
その現場をずっと見ていた女が新海美冬という女性だった。
彼女も震災で両親を失ったということだった。
2人は手を組み、東京へ出る。
美冬は「この世で、信頼できるのは雅也だけや。二人で幸せになろうな。」と、
雅也にいろいろと指示を出し、雅也は実行していく。
女は、宝石店「華屋」の店員から、美容院経営や宝石関連のビジネスを起こし、
「華屋」の社長夫人までのし上がる。
「華屋」での異臭事件、そして「曽我孝道失踪事件」を追う刑事の加藤。
これで、いいのだろうかとだんだん自分が利用されているのではなかろうかという
疑念を抱く、水原雅也。
2人は、「新海美冬とは何者だろうか?」という共通の目的で、それぞれ、彼女の過去
を追ううちに恐ろしい事実を突き止めていく。
たぶん、これは続編が出そうな気がします。
そんなラストでした。
順番は「白夜行」「幻夜」と読んでいくべきでしたが、先にこちらを読みました。
白夜行から読む方がいいでしょう。

