待ってました。ジャッキー出演、そしてジェイデン・スミスのこの映画。

映画館にて観賞
A Day In The Life

解説
弱々しい高校生が空手の老師匠と出会い、修行を通じて心身共に強く成長していく
姿を描いた1985年公開の名作『ベスト・キッド』のリメイク。
ウィル・スミスの実子で『幸せのちから』のジェイデン・スミスが本作では小学生
の主人公に挑み、カンフーの達人をジャッキー・チェンが演じる。
監督は、『ピンクパンサー2』のハラルド・ズワルト。
オリジナル版の要素を継承しながらも、新たな師弟が紡ぎ出す感動ドラマに注目だ。

あらすじ
母親の転職で、アメリカから北京に引っ越して来た11歳のドレ(ジェイデン・スミス)
は、言葉や文化がまるで異なる環境の違いから、いじめに遭ってしまう。
そんなある日、ドレはカンフーの達人であるハン(ジャッキー・チェン)に出会い、
猛特訓を開始。
抜群の精神力を秘めていたドレは、見違えるように強い少年へ成長していくのだが……。
A Day In The Life

ベスト・キッド公開が1985年。

あれから25年経ってるわけだ。

四半世紀の時を越えてのリメイク。

今回は、舞台をアメリカから北京と飛ぶ。

国の勢いを感じさせる設定だなぁ。

主人公ドレの母親はデトロイトの自動車工場が閉鎖され、北京にある自動車工場

に異動になったという設定からして、アメリカの自動車産業の衰退&金融危機。

中国は北京オリンピック景気を境にして、飛ぶ鳥を落とす急成長ぶりを見せていた。

北京市街は古い建物の間に高層ビルが建っていっている。

さて、物語だが、北京の学校に転校したドレ。

いじめっ子というのはどこの国にもいるね。

やっぱり転校生には冷たい対応が待っていたわけだ。

いじめっ子はカンフーの達人。

そのいじめっ子連中から逃げ回っていたドレ、ハンとの出会いで変わりはじめる。

ハンは「カンフーは自分を守るためのもの。生活のすべてがカンフーの基礎となる」

と言う。

ハンとドレのマンツーマンの特訓がはじまる。

紫禁城から万里の長城までのトレーニングは北京をアピールするものであろう。

日ごとにたくましくなるドレ。

目指すはカンフー大会でのいじめっ子との対戦。

そんなあるときハンは内面の哀しみをドレに吐露することに。

ドレはハンが言った「絶望の淵からはい上がるのもダメになるのも自分次第」という

ことばをハンに返す。

カンフー大会で勝ち進むドレといじめっ子。

爽やか&感動のフィナーレが待っている。

カンフーアクションを抑え、今回は師匠に徹するジャッキーとウィル・スミスの息子

ジェイデン・スミスのコンビは新たなシリーズの幕開けかもしれない。