公開初日にて観賞
解説
『犯人に告ぐ』の瀧本智行監督がメガホンを取り、村上たかし原作のベストセラーコミック
を映画化した感動作。
市役所の職員が身元不明の男性と飼い犬の遺体の足跡を訪ね歩き、その旅路に思いをはせる
姿を描く。
主演は『釣りバカ日誌』シリーズなどの名優西田敏行。
市役所福祉課の青年を玉山鉄二が演じ、彼の旅に同行する少女を川島海荷が好演する。
人知れず一人と一匹がたどった、悲しくも美しい物語にくぎ付けとなる。
あらすじ
北海道の小さな町で、死後半年を経過したとみられる男性(西田敏行)と、死後ひと月の犬
の遺体が見つかる。
市役所の福祉課勤務の奥津(玉山鉄二)は、遺棄された車に残されていたリサイクルショップ
の買い取り証を発見。
彼は仕事上仕方なく、50代とおぼしき身元不明の男性と犬がたどったと思われる道をさかのぼる
旅に出ることになる。
市役所の福祉課に勤める奥津は、身元不明の男性が残したレシートを手がかりに東京、福島、
東北、北海道と男が犬と旅をしたであろう形跡を辿ることになる。
映画のロケが東日本大震災前だということで、福島県いわき市やその周辺の海岸がとても美しく
あの震災がなければ、今頃は・・・という恨み節さえ聞こえてきそうだった。
西田敏行演じる熟年男性には、家族があった。妻と女の子の3人家族、そしてハッピーという
犬もいた。長引く不況で、リストラに遭い、その後の熟年離婚でボロボロの状態になった男は、
犬のハッピーとワゴン車で旅に出ることになった。
奥津と東京で出会ったスター志望の少女と男の辿った経路が明らかになるにつれ、
人生って何だろう?
この男は幸せだったんだろうか?
と考えさせられた。
星守る犬っていうのは、「届かぬ星に向かって、吠えてほしがる犬」のことだって。
人も同じ。人生は無駄の積み重ね、その無駄を承知で、一生懸命生きてほしいって
いうメッセージがうかがえる感動の映画だった。
解説
『犯人に告ぐ』の瀧本智行監督がメガホンを取り、村上たかし原作のベストセラーコミック
を映画化した感動作。
市役所の職員が身元不明の男性と飼い犬の遺体の足跡を訪ね歩き、その旅路に思いをはせる
姿を描く。
主演は『釣りバカ日誌』シリーズなどの名優西田敏行。
市役所福祉課の青年を玉山鉄二が演じ、彼の旅に同行する少女を川島海荷が好演する。
人知れず一人と一匹がたどった、悲しくも美しい物語にくぎ付けとなる。
あらすじ
北海道の小さな町で、死後半年を経過したとみられる男性(西田敏行)と、死後ひと月の犬
の遺体が見つかる。
市役所の福祉課勤務の奥津(玉山鉄二)は、遺棄された車に残されていたリサイクルショップ
の買い取り証を発見。
彼は仕事上仕方なく、50代とおぼしき身元不明の男性と犬がたどったと思われる道をさかのぼる
旅に出ることになる。
市役所の福祉課に勤める奥津は、身元不明の男性が残したレシートを手がかりに東京、福島、
東北、北海道と男が犬と旅をしたであろう形跡を辿ることになる。
映画のロケが東日本大震災前だということで、福島県いわき市やその周辺の海岸がとても美しく
あの震災がなければ、今頃は・・・という恨み節さえ聞こえてきそうだった。
西田敏行演じる熟年男性には、家族があった。妻と女の子の3人家族、そしてハッピーという
犬もいた。長引く不況で、リストラに遭い、その後の熟年離婚でボロボロの状態になった男は、
犬のハッピーとワゴン車で旅に出ることになった。
奥津と東京で出会ったスター志望の少女と男の辿った経路が明らかになるにつれ、
人生って何だろう?
この男は幸せだったんだろうか?
と考えさせられた。
星守る犬っていうのは、「届かぬ星に向かって、吠えてほしがる犬」のことだって。
人も同じ。人生は無駄の積み重ね、その無駄を承知で、一生懸命生きてほしいって
いうメッセージがうかがえる感動の映画だった。



