映画館にて観賞

解説
歌手を夢見るヒロインがロサンゼルスのクラブで働き始め、次第にその才能を開花
させていくサクセス・ストーリー。
世界レベルの人気を誇るアーティスト、クリスティーナ・アギレラが映画初出演で
主演に挑み、圧倒的なパフォーマンスで魅了する。
ヒロインを雇うクラブのオーナー役に、『ふたりにクギづけ』以来約7年ぶりの映画
出演となるシェール。
世界のショウビズ界を代表するディーバの豪華共演に注目だ。

あらすじ
歌手になる夢を追い掛けているアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、セクシーな
ダンサーたちが毎夜ゴージャスなショーを繰り広げているロサンゼルスのバーレスク・
クラブで働くことに。
オーナーのテス(シェール)のもと、たぐいまれな歌唱力と傑出したダンスの才能を
花開かせていくアリは人気者となり、クラブは盛況を極める。
A Day In The Life


以下ネタバレあり

ミュージカル映画である。ちなみにバーレスクという意味を調べてみると、

バーレスク(英語および仏語: Burlesque)とは、一般的には、性的な笑い

(艶笑、軽い下ネタの類い)のコントや、ヌードに至らない女性のお色気を

強調した踊りを含めたショーのこと。とあった。

アリは田舎町で歌手を夢見ていた。

ちょうどその頃、勤めていた店の給料の遅配があり、

ブチ切れて、ロスへと旅立ち、歌えるチャンスを求めて、仕事を探すことになる。

ネオンがきらびやかに灯る一軒のバーレスク・クラブに飛び込み、自分を雇って

ほしいとオーナーに懇願する。

しかし返ってきた返事はNO。

「まずはオーディションがあるからそれに応募して頂戴。

そのオーディションに合格すれば雇うわ」

給仕の仕事をしながら、オーディションを待つことになる。

オーディションの日、自慢のボイスがオーナーのテスの目に止まる。

晴れて合格となったが、スポットライトがあたる日はまだ先だった。

そんなとき、そこの花形が規則破りをして、出演停止を命じられ、

代理に出演することになったアリ。

その花形がやっかみで音響装置のコンセントを引き抜くといういじわるをするが、

持ち前のボイスで、観客を魅了し、スタンディングオベーションをもらうことになる。
A Day In The Life

それからは主役とし、連日満員として借金で差し押さえになりそうだった店の売り上げ

に貢献する。

しかし、その店を買収しようとするマーカスがアリに近づき、口説こうとする。

同じく、そのクラブの従業員のジャックはアリといい仲になっていく。

クリスティーナ・アギレラとシェールの歌声が素晴らしい映画であり、シェールは

歌手兼女優でアカデミー主演女優賞に輝いた大御所でもある。

シュールの存在感がベースになって、アギレラもその土台の上で、自慢の歌唱力を

披露している。

2010年末にふさわしいミュージカル映画であった。