DVDにて観賞
解説
年に一度打ち上げられる花火に思いを託す余命わずかな少女と兄のきずなを描く感動の
トゥルーストーリー。
『ソラニン』などで一躍人気俳優となった高良健吾が、妹から生きる勇気をもらい、引き
こもりから再生する兄を演じている。
白血病と闘う妹役の谷村美月が、頭髪を丸刈りにして撮影に臨んだことも話題に。
実力派二人の熱演と、涙なくしては観られないクライマックスが感動を呼ぶ。
あらすじ
片貝町で年に一度行われる片貝まつりでは、町民たちがスポンサーとなり、様々な願いと
ともに神社に奉納する形で花火を打ち上げる。
個人や家族単位のほかに、地元中学の同級生たちで結成された“会”もその主要なグループ
となっていた。
とくに“会”は、成人の時を最初に、還暦まで人生の節目節目で花火を打ち上げ、互いの絆
を深めていくという。
そんな片貝町に病気療養のため5年前に引っ越してきた須藤華。
半年ぶりに退院した彼女は、自慢の兄・太郎が中学3年で転校して以来ずっと友だちも出来ず、
高校卒業と同時に引きこもりになっていたことを知る。
病気に苦しみながらも明るく前向きな華は、兄に元気になってもらおうと、強引に外へ連れ出し、
バイトを見つけたり、よそ者扱いされていた片貝まつりの成人会に無理やり参加させようとした
りする。
そんな華に困惑しながらも、少しずつ勇気を持ち始めた太郎。
そんな矢先、華の病状が悪化し、再入院となってしまう。
華が楽しみにしていた花火を見せてあげたいと、自ら出向き、成人会に入会させてもらう太郎
だったが…。
以下ネタバレあり
これ、夏に観たらすごくきれいな映画だろうな。
ハナビが何度も打ちあがるシーンはとても美しい。
ストーリーは実話をベースにしただけある。
わざとらしい感傷はここではない。
白血病に苦しむ華役に谷村美月。
彼女はこの映画のために髪を剃っての出演。
引きこもりの太郎役に高良健吾。
華の明るさが太郎を引きこもりから救ってくれた。
太郎は毎朝新聞配達のアルバイトに出かけることになった。
それに付き合う華。
重い自転車に華を乗せて新聞を配る毎日。
社会参加の第一歩だ。
そして花火のスポンサーのひとつ成人会に加えてもらおうと華は尽力するのだが、
中三の途中から転校してきて、新潟市内の高校に通った太郎はよそ者扱いされる。
華の病気が再発し、また入院することになる。
太郎は新聞配達で貯めたお金をコツコツと貯金し、華といっしょにいつか花火を見ることを目指す。
しかしその目標もかなわずに、華は旅だっていった。
落胆する太郎。新聞配達も成人会も辞めるといいだし、また引きこもりの生活をはじめる。
しかし思いがけないことが起こる。
そのことをきっかけに死んだ華のために花火を打ち上げるんだと行動をはじめる太郎。
片貝町の夜空に華のために打ち上げられる花火。
それはどの花火よりも綺麗であった。
上映館が少ない映画で、公開当初は観ることができなかった。
これは大きなスクリーンで観るともっと花火が綺麗だったのではなかろうか。
解説
年に一度打ち上げられる花火に思いを託す余命わずかな少女と兄のきずなを描く感動の
トゥルーストーリー。
『ソラニン』などで一躍人気俳優となった高良健吾が、妹から生きる勇気をもらい、引き
こもりから再生する兄を演じている。
白血病と闘う妹役の谷村美月が、頭髪を丸刈りにして撮影に臨んだことも話題に。
実力派二人の熱演と、涙なくしては観られないクライマックスが感動を呼ぶ。
あらすじ
片貝町で年に一度行われる片貝まつりでは、町民たちがスポンサーとなり、様々な願いと
ともに神社に奉納する形で花火を打ち上げる。
個人や家族単位のほかに、地元中学の同級生たちで結成された“会”もその主要なグループ
となっていた。
とくに“会”は、成人の時を最初に、還暦まで人生の節目節目で花火を打ち上げ、互いの絆
を深めていくという。
そんな片貝町に病気療養のため5年前に引っ越してきた須藤華。
半年ぶりに退院した彼女は、自慢の兄・太郎が中学3年で転校して以来ずっと友だちも出来ず、
高校卒業と同時に引きこもりになっていたことを知る。
病気に苦しみながらも明るく前向きな華は、兄に元気になってもらおうと、強引に外へ連れ出し、
バイトを見つけたり、よそ者扱いされていた片貝まつりの成人会に無理やり参加させようとした
りする。
そんな華に困惑しながらも、少しずつ勇気を持ち始めた太郎。
そんな矢先、華の病状が悪化し、再入院となってしまう。
華が楽しみにしていた花火を見せてあげたいと、自ら出向き、成人会に入会させてもらう太郎
だったが…。
以下ネタバレあり
これ、夏に観たらすごくきれいな映画だろうな。
ハナビが何度も打ちあがるシーンはとても美しい。
ストーリーは実話をベースにしただけある。
わざとらしい感傷はここではない。
白血病に苦しむ華役に谷村美月。
彼女はこの映画のために髪を剃っての出演。
引きこもりの太郎役に高良健吾。
華の明るさが太郎を引きこもりから救ってくれた。
太郎は毎朝新聞配達のアルバイトに出かけることになった。
それに付き合う華。
重い自転車に華を乗せて新聞を配る毎日。
社会参加の第一歩だ。
そして花火のスポンサーのひとつ成人会に加えてもらおうと華は尽力するのだが、
中三の途中から転校してきて、新潟市内の高校に通った太郎はよそ者扱いされる。
華の病気が再発し、また入院することになる。
太郎は新聞配達で貯めたお金をコツコツと貯金し、華といっしょにいつか花火を見ることを目指す。
しかしその目標もかなわずに、華は旅だっていった。
落胆する太郎。新聞配達も成人会も辞めるといいだし、また引きこもりの生活をはじめる。
しかし思いがけないことが起こる。
そのことをきっかけに死んだ華のために花火を打ち上げるんだと行動をはじめる太郎。
片貝町の夜空に華のために打ち上げられる花火。
それはどの花火よりも綺麗であった。
上映館が少ない映画で、公開当初は観ることができなかった。
これは大きなスクリーンで観るともっと花火が綺麗だったのではなかろうか。


