新作DVDにて観賞

解説
『それでも恋するバルセロナ』などの名匠、ウディ・アレン監督の通算40作目となる
ラブコメディー。
久々に舞台をヨーロッパから古巣ニューヨークに移し、くたびれた中年男性と若い娘の奇妙
な恋愛模様を映し出す。
主役を務めるのは、アメリカを代表するコメディアンのラリー・デヴィッド。
その恋人を『レスラー』のエヴァン・レイチェル・ウッドが熱演する。
いかにも都会的ウイットに富んだ会話と、複雑な人間ドラマに笑いがこみ上げる。

あらすじ
かつて物理学でノーベル賞候補にもなったボリス(ラリー・デヴィッド)は、自殺を図るが失敗。
命は助かったものの結局妻とも離婚し、大学教授の地位も失ってしまう。
今では古いアパート住まいの彼はある晩、南部の田舎町から家出してきたメロディ
(エヴァン・レイチェル・ウッド)という若い女性に同情し、家に上げるが……。
ウディ・アレンの『それでも恋するバルセロナ』でもスカーレット。ヨハンソン、ペネロペ・クルス

など魅力的な女優を使っていたが、今回の女優エヴァン・レイチェル・ウッドもキュートな女優だ。

ウディ監督の好みなのかなぁ?


以下、ネタバレである。

舞台をニューヨークに移し、都会のインテリの元大学教授ボリスが自分の娘のような子メロディに

恋をし、やがて結婚するという設定である。

メロディの母親がやがて家出同然に飛び出た娘を捜しにボリスに会いにやってくる。

メロディが結婚したことを知ると、ショックのあまり倒れるが、自分もボリスの友人である

芸術家と恋に落ち、同棲するようになる。

次に別れた父親もボリスを訪ね、母親に復縁をせまるが・・・・。

ニューヨークの知的階級たちのウイットに富んだ会話、主人公ボリスがスクリーンの向こうに

いる観客に話しかけるような感じで進行するストーリーが遊び的な要素を含んでいた。

前回の映画もそうだが、ウディの作品ってどこか、わかる人がわかればいい的な感じがして、

あまり好きになれない。その意味で好き嫌いが分かれる映画かもしれない。

A Day In The Life