新作DVDにて観賞
解説
「ゲゲゲの鬼太郎」などで日本を代表する漫画家・水木しげるを、妻として支えてきた布枝
夫人の自伝を映画化。
お見合いをして5日後に結婚した水木しげると布枝夫人が、貧乏時代を経て、人気漫画家
となるまでの半生がつづられる。
原作者でもある布枝夫人を演じるのは『釣りバカ日誌20 ファイナル』の吹石一恵。
監督や脚本家としても活躍中の宮藤官九郎が水木を演じる。苦楽を共にする夫婦の究極の
純愛が堪能できる一作。
あらすじ
良縁を願っていた29歳の布枝(吹石一恵)は、戦争で片腕を失った10歳年上の漫画家・
茂(宮藤官九郎)とお見合いをすることに。
お見合いから5日後には結婚式を挙げ、住み慣れた島根県安来から茂の暮らす東京へ
出た布枝を待っていたのは、甘い新婚生活とは程遠い貧乏暮らしだった。
戸惑いながらも結婚生活を始めた布枝は……。
ご存じ、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるの半生を描いたこの作品。
NHKの連ドラで同名の番組がヒットし、流行語にもなったのを知ってる方も多いと思う。
僕はテレビは観てなかったのだが、テレビ版に比べると映画はわりと地味ではなかろうか?
しげる役にクドカン。布枝夫人に吹石一恵。
元々貸本専属の漫画家だったしげるだが、彼の描くのは妖怪もの一筋。
貸本屋では作品が暗いということで、隅のほうに追いやられていた。そして出版社に原稿を
持ち込んでも「原稿料は3万円入るから」と取らぬ狸の皮算用で、生活設計をしていたが、
5千円だったとかで、米びつに米がない、パンが買えないなど極貧の生活を余儀なくされていた。
布枝夫人は聞いたいた話とは違うと不満を漏らしながら、我慢する日々が続く。
「貧乏はべつに嫌じゃないし、命までは取られん」と頑なに自分の作品にこだわるしげる。
子どもができても極貧の生活は変わらないまま。税務署の人が脱税してるんじゃないかと
調査に来たほどの生活を送っていた。
そんなしげるを陰ながら応援する布枝夫人。質屋通いで生活費を捻出するしげるにも転機が
訪れ、週刊誌の読み切りの依頼が来る。
「いつ金が入るかわからんけん、あるときに使おう」と中村屋のチキンカレーを食べようと
でかける水木家。
貧乏はしてても、自分の信念は決してまげなかったしげると陰ながら支えてきた布枝夫人の
心温まる物語。
機会があれば観てほしい。
解説
「ゲゲゲの鬼太郎」などで日本を代表する漫画家・水木しげるを、妻として支えてきた布枝
夫人の自伝を映画化。
お見合いをして5日後に結婚した水木しげると布枝夫人が、貧乏時代を経て、人気漫画家
となるまでの半生がつづられる。
原作者でもある布枝夫人を演じるのは『釣りバカ日誌20 ファイナル』の吹石一恵。
監督や脚本家としても活躍中の宮藤官九郎が水木を演じる。苦楽を共にする夫婦の究極の
純愛が堪能できる一作。
あらすじ
良縁を願っていた29歳の布枝(吹石一恵)は、戦争で片腕を失った10歳年上の漫画家・
茂(宮藤官九郎)とお見合いをすることに。
お見合いから5日後には結婚式を挙げ、住み慣れた島根県安来から茂の暮らす東京へ
出た布枝を待っていたのは、甘い新婚生活とは程遠い貧乏暮らしだった。
戸惑いながらも結婚生活を始めた布枝は……。
ご存じ、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるの半生を描いたこの作品。
NHKの連ドラで同名の番組がヒットし、流行語にもなったのを知ってる方も多いと思う。
僕はテレビは観てなかったのだが、テレビ版に比べると映画はわりと地味ではなかろうか?
しげる役にクドカン。布枝夫人に吹石一恵。
元々貸本専属の漫画家だったしげるだが、彼の描くのは妖怪もの一筋。
貸本屋では作品が暗いということで、隅のほうに追いやられていた。そして出版社に原稿を
持ち込んでも「原稿料は3万円入るから」と取らぬ狸の皮算用で、生活設計をしていたが、
5千円だったとかで、米びつに米がない、パンが買えないなど極貧の生活を余儀なくされていた。
布枝夫人は聞いたいた話とは違うと不満を漏らしながら、我慢する日々が続く。
「貧乏はべつに嫌じゃないし、命までは取られん」と頑なに自分の作品にこだわるしげる。
子どもができても極貧の生活は変わらないまま。税務署の人が脱税してるんじゃないかと
調査に来たほどの生活を送っていた。
そんなしげるを陰ながら応援する布枝夫人。質屋通いで生活費を捻出するしげるにも転機が
訪れ、週刊誌の読み切りの依頼が来る。
「いつ金が入るかわからんけん、あるときに使おう」と中村屋のチキンカレーを食べようと
でかける水木家。
貧乏はしてても、自分の信念は決してまげなかったしげると陰ながら支えてきた布枝夫人の
心温まる物語。
機会があれば観てほしい。

