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これは我が家の自閉症6歳のもっくんが3歳の頃の話です。
正確に言うと3歳半の頃の話です。
その頃カリンは1歳半でした。
私は全く自閉症だとは気付いてなかった時期です。
3歳半の頃は私はもっくんの子育てがめちゃくちゃ大変で、なんでこんなに大変でおかしいところがいっぱいあるのか。
そして大変すぎるからかもっくんに対して子供が本来もらえるべき愛情は私はわきませんでした。
けど下のカリンに対しては激惚れした恋人に近いような濃い愛情しかなく兄妹に対して当時の私がわく子供達に対しての愛情はとんでもない温度差でした。
もっくんの激しい癇癪（パニック）が当時は長くて回数も頻繁すぎだったり、不可解な行動、出来ないことが多すぎるし、意思の疎通は全く取れず。
特にこの激しい癇癪の嵐が私は無理すぎて、私側の両親に助けて欲しいとお願いしました。
まず、母は子供を作った自分達（私やパパ）が悪いと。
それで育児が大変だからと甘えられるのは困ると説教でした
その後母は私が住む地域の保健師さんに怒鳴り込みの電話をしました（笑）
両親は離婚していて、快諾してくれたのは、父側でした。
父の新しい奥さん（フィリピンの方）が、育児の大変さに理解がある方ですぐに私を岐阜に呼ぶように言って下さいました
当時は車は1台しかなくパパがメインで使っていたので、タクシーと電車と新幹線を使う5時間の旅をしないといけません。
カリンはまだ小さく手が掛かりますが、それよりもっくんを連れて行くことのハードルが高くて
けどアドレナリンを沢山出して5時間の旅に挑みました。
まず、タクシーは普通に乗れません（笑）
パニック気味になるもっくんを無理矢理強引に押し込みます
そして電車もカリンはおんぶでいけますが、もっくんはトラベルケースに乗せて移動です。
なんとか東京駅につきました
そしてもっくんが初めての新幹線です
乗らせるにもパニック気味でした。
もう無理矢理押し込んで乗せるしかありません
無理矢理です（笑）
そして座れる席を探して3席ある通路側にもっくんを無理矢理座らせました。
その当時のもっくんの表情は何かに怯えているけど完全硬直状態でパニック寸前みたいな感じでした。
そして窓際の席が空いたので、景色を見せてあげたいからもっくんに窓際に行く？って提案をしてみました。
もっくん「いかないいかない」
スイッチでも押し間違えたら癇癪でも起こしそうな感じでした。
当時の私にはなんでこんなふうにもっくんがなってしまうのか理解不能でした。
そして父のところへ行き今度は自宅に帰る時ですが、当然逆のルートです。
もっくんを新幹線に乗せますが、もっくんが癇癪でも起こしそうな感じで座席に座ることを拒否しました。
なので狭いデッキにカリンはおんぶでもっくんはスーツケースに座らせてで名古屋から東京間はのりきりました。
その後、総武線の電車に乗った時です。
優しい親切な方がもっくんに席を譲ってくれました。
そこでもっくんはパニックを起こしてしまいました。
座るように促すとパニックなんです。
親切な方ももっくんをなだめようとしてくれますが、ますますパニックに
そしてもっくんに気を取られている時におんぶしていたカリンが背中で泣きます
もっくんはパニックで背中では泣く赤ちゃん？（笑）
電車内での視線はものすごいものでした
けど、誰もそれを指摘する人はいなかったので救われました。
むしろ若い女の子が
「お母さん大変ですけど頑張って下さい」
って優しく一声かけてくれて感動的でした。
電車から降りる時、重たい荷物を持っているので逆に助けてくれる方、温かい目で見送って下さる方ばかりでもっくんに対して手を振って下さる方もいました。
たまたま運が良かったんだと思います。
その後また電車に乗ってタクシーに乗らないとだったんですが、その後のもっくんはわりとスムーズでした。
それ以来もっくんは新幹線には乗ってないんですが、機会があったらまた乗せてみたいなぁーと思います
これはその頃のもっくんとカリンです
それから地域の保健師さんからは電話をもらいました。
母にきっとめちゃくちゃ言われたことは想定内だったので、こんなこと言ってたんじゃないでしょうか？とお聞きしたところ、ハッキリとうんとは言われませんでしたけど、めちゃくちゃでした（笑）
こちらの写真は4歳のカリン
もっくんが療育に行ったのでジュースにお菓子（笑）
こんなに大きなお菓子もペロリでした
そして私ももっくんがいたら狙われそうな飲み物を買ってみました
誰にも狙われずゆっくり飲めたのでなんか回復しました