こんにちは

昨年の6月に私の母の入院先の岐阜の病院に、今後の退院計画で医師や看護師さん達と会議をする為に子供達を連れて母の入院先の病院に行きました

未だにそれは出来ません

コロナ禍きまづいです

病院のおじ様に
私〉この子は自閉症でこだわりが強くて聞き入れてくれないんです
出来ないんです
おじ様〉いやいや、全員にそれはやってもらってるんでちゃんとやって下さい
もっくんのマスクを上にあげて鼻を隠しますが、嫌がってすぐ下げてしまいます

またやるとパニック気味です

私〉ごめんなさい!この子は出来ないんです!けど今日はどうしても母の退院計画の会議でドクターや看護師さん達と話さなければいけないんです!
千葉から来てるんです!
おじ様〉決まりは決まりなんで!
このおじ様とのバトルは観客もいて
視線がとても痛く辛く





自閉症は見た目が普通でも内面の特性です

知らない人から見たら、おじ様も見ていた方も私はただのモンスターペアレントくらいにしか見えなかったかもしれないです。
そこに中々私達が病棟に行かないことから、母の担当の看護師さんが迎えに来て下さいました

私〉ごめんなさい!この子マスクで鼻を覆うことが出来なくて
看護師〉いいです!大丈夫なので行きましょう!
おじ様には謝罪の言葉と頭を深々下げて病棟に上がらせてもらいました

看護師さんには元々息子のことは話していて、会議の部屋に入れないかもしれないことや、パニックになったらどうしようかなど話していました

そして看護師さんはこういう特性を元々理解して下さっていたようで助けられました

それから会議が終わり受け付けに行った時に驚いたことが

これ良かったら使って下さい
先程の受け付けのおじ様が子供用のマスクを数枚下さったんです

おじ様〉さっきはすいませんでした
謝れるおじ様の素晴らしさと、歩み寄ってくださったことに感激です

きっとおじ様なりに理解しようとして下さったんでしょうね

自閉症なのですみませんってこれから謝らないといけないことがこれからも沢山出てくると私は思っていますが、話しても理解されることが少ない中、こうやって理解されたレアなケースは貴重な経験でした
