管理入院も終盤。


隣のベッドでずっと安静にしていた妊婦さんが、ついに切迫早産の点滴がこれ以上使えないということで、また目標週数をクリアしたようで、緊急帝王切開に運ばれて行きました。

そして、翌日には空いたベッドに別の妊婦さんが他の病院からの紹介で入って、ナースコールで「お腹痛い」と訴えた2時間後に、手術室が空いたと緊急帝王切開に運ばれて行きました。


カーテン越しの会話、
状況が全部聞こえてきます。

特に後者の妊婦さんは、私の前回のすぐに手術が必要な状況がそっくりで、NSTから聞こえてくる心音が落ちないか、隣のベッドでソワソワしていました。




私は麻酔科を受診し、前夜からの絶食と、最後のヘパリン注射、当日は朝から手術着に着替えて栄養の点滴開始と、段取りを踏んで予定帝王切開に挑みます!


看護師さんも顔見知りが増え「いよいよですね」と優しく声を掛けてくれます。
スタッフステーションには時々担当医の先生が座ってて爽やかに挨拶してくれたり、偶然にも、幼馴染に近い昔の同級生が病院で働いていてお見舞いに来てくれたりと、精神安定の要素がいっぱい。
3週間は、けっこうあっという間でした。


担当医の先生に病棟の廊下で会って、
「いよいよですね。
眠れないかもしれないけど、心配しなくて大丈夫です。
普通の既往帝王切開の妊婦さんへの帝王切開と同じ、難しくない手術です。
初診の時から今度こそ無事にと思っていたので、感動して泣いちゃいそうですが、とりあえず手術は平常心で行いますので 笑」

というようなことを言ってくださり、良い先生に出会えて良かったなぁと安心しました。なので書きかけた遺書は完成させなくていいかなと思いました。

消灯まで、来年に納期の仕事をフライングして進め、いつも通り過ごしました。


赤ちゃんのためには最後となる、ヘパリン注射はチクっと痛かったです。
お腹の赤ちゃんは、力強く動いてます。


次に携帯で打てるようになるのは少し先かもしれませんが、少し落ち着いたらご報告します。