天使ママになって2年半。
地上ママになってもうすぐ1年。
妹はテ、テ、テ、と家の中を歩くようになりました
この子を妊娠する前に、誕生死を経験した私に、近くのクリニックのおじいちゃん先生が言ってくれた言葉があります。
「この辛い思いはね、絶対子育てに生きてきますよ。
こういう思いをしたお母さんはね、
親としてのね、深さが違う。
あなたの子と、みんな遊びたがりますよ。
それはあなたが育てるから。
そのもとにはこの子(天国の兄)がいる。」
記事はこちら:
近所の婦人科に行きました 2 -おじいちゃん先生の良い話-
https://ameblo.jp/mokkun-2017/entry-12290212545.html
そうかなぁ。そんな日が来るかなぁ?と思っていましたが、妹が育っていくにつれ、その言葉[みんな遊びたがる]を思い起こさせるような出来事がポツポツとありました。
娘は、私自身が通いたかったと思うような保育園に幸運にも入園でき、先日保育参観がありました。
私がいない時にどういう表情なのかな?って少し心配していたのですが。
私が出て行くとき、いつも通り、おもちゃを片手に笑顔で両手をフリフリ。
その後覗き窓から見ていたら、表情変えずニコニコ静かに遊び続け。4人乗りの椅子のついたカートに座って、先生が歌いながらお散歩に出かけると、体をフリフリ、手をパチパチと音に合わせてリズムをとって。
ポカポカお日様の下でウッドデッキでごろーんと寝そべって気持ちよさそう。
給食を運んできてくれる事務の方にテテテと歩み寄って満面の笑み。
先生と向き合って離乳食のあいだ、座っている時間の半分はニコニコ、エヘエヘ笑い続け、先生が「そんなに可笑しいの〜?」とつられて笑うこともしばしば。
そして先生によるお姫様抱っこで10分ほどで入眠。ぐっすりとお昼寝。
あれっ、ぐずってない。泣いてない
先生が優しいからというのも大きいと思いますが、娘の穏やかさよ
先生にも「来てくれると癒されます〜!」「心身がとても安定しています」と言ってもらえ、事務の先生にも「ほんと、笑顔を返してくれるからついつい話しかけちゃう」と。
のんびり屋なだけかもしれないけど
後日の登園時、「おはよう」と声を掛けてくれる事務の先生に娘がニコニコ〜っとしていたら、4歳くらいの女の子たちが集まってきて、次々に娘の手を触ってくれました。近くにいた同じ0歳クラスの子は、登園中に不機嫌になったそうで号泣でそれどころではなく。娘はお日様みたいに、ポカポカとした雰囲気の中心で笑っていて。
そういうときに、さすが天国のお兄ちゃんが選んだ子だな、と思います。
私の子育ては、要領も良くないしドタバタ、大人の夕飯なんて作れないよ〜!って感じで一杯一杯ですが、娘は、おじいちゃん先生が言ったように、人が集まってきてくれる笑顔を振りまいています。
1年前の今ころ、設備の揃った大病院に管理入院した母のお腹のなかで、穏やかに過ごしていた娘。
外の世界に出てからも、そのお腹のなかと同じように心地よい日々が送れるように、私は環境を整えて、あとは娘に可愛い可愛いと言い続けているだけです。
育児も笑顔でいられるのは、お兄ちゃんのおかげだなと思っています。
お兄ちゃんも、天国の保育園でニコニコ待っていてね。(何十年かしたら育てに行くからね)
弟妹を望む天使ママさんたちに、天使が選んだ弟妹たちと過ごす日々が訪れますように。