1人目を常位胎盤早期剥離で緊急帝王切開し、

その次の妊娠では、「最後の砦」のような

大きな医療センターで管理してもらいました。

 

既往帝王切開を理由に、

2度目の帝王切開になるにあたり

親身になってくれた担当医の若い先生に

「今回、経膣分娩試行するメリットありますか?」

と聞いたところ、

「ここの病院ではできるけど、、

でも不育症の注射を何百本も頑張ってきて

最後に賭けに出る必要はないかなぁと

個人的には思います」

というようなコメントを頂きました。

 

それで、子どもは多くて2人かなと考えていた私は

「ですよね!」

と納得して、確実に安全に子どもを外の世界に出せるよう

2度目の帝王切開を受けました。

 

2度帝王切開を受けると、次は必ず帝王切開に。

そして3回帝王切開をすると、次からの命に関わるリスクが上がることから

医師から永久不妊をするか聞かれます。

 

3回目の帝王切開で息子を産んだときに、

もう後がないのだなと思って

2回目の時に経膣分娩トライしても良かったのかな〜と

考えたことがありました。

 

ですが、なんと息子が生後半年の時に

経膣分娩で吸引などしてしまっていたら、

命や障害のリスクが大きかった

持病を持っていたことが分かったのです。

 

たまたま帝王切開だったから、

元気に安全に生まれていたのでした。

 

息子は難病ではありますが

数年前から活用されるようになったお薬を定期的に打つことで

保育園などにも通うことができ、

元気いっぱいにハンディキャップなく

育つことができ2歳半になりました。

 

天国へ行ってしまったもっくんが、

弟のために

お母さん、帝王切開で産み続けてよ、と

導いてくれていたのかなぁと思っています。

 

 

レインボーベビーの2人を

大切に育てることが使命だと思っていた私。

もう1度、出産することになり

正直震えていますが、

生きて帰ってきたいと思います。