ブログもお久しぶりです!
不育症の治療をして産まれた天使の妹は、ぽっちゃりで天真爛漫な性格のまま、1歳児を謳歌しています。
もし注射をしている方で、産んだ子の将来の健康に不安がある方がいたら、大丈夫だった例として安心材料にしてもらえたら嬉しいです。
コロナの自粛で保育園を2ヶ月お休みし、家でテレワークのお父さんに可愛がられておりました。
私は仕事が夜中しかできなくなり、ちょっとフラフラでしたが、日々ことばを覚えていく娘をずっと見守ることができました。
さて、タイトルの不育症外来についてです。
「産後、次のお子さんを考えたら、血液の数値が出産を機に変わっているかもしれないから、初診予約してまた来てね」
ということをK大学病院の先生に言われていたことを思い出し、東京のコロナの感染者が少なくなったタイミングで不育症外来を受信してきました。
子どもが1歳半くらいになり少し余裕が出てきて、ただでさえハイリスクなので年齢によるリスクをなるべく増やさないよう、もう1人の出産を考えるなら早めにと思っていました。
最初の難関は、初診予約の電話が全然つながらなかったこと。コールセンターの人員削減しているのかな、と心折れそうになりました。
電話が繋がったら、予約は直近からとれるようでした。
予約センターから現在は紹介状必須と言われたので、近所でお世話になっている婦人科クリニックに紹介状を書いてもらいました。
死産後に良い話をしてくれたおじいちゃん先生のいるクリニックには気楽に行ったのですが、ベテラン看護士さんが分厚い手書きのカルテや資料を確認しながら
「えーっと妊娠は3回で、3回目のお子さんが無事に生まれたのよね」
と。そうだ、大変だったんだなぁと思い出してきました。
そして久しぶりに電車に乗り訪ねたK大学病院では、まだまだ新築ピカピカの産婦人科のエリアの、生殖の診察室でした。
初診の時は、古い病棟の小学校の机みたいなデスクで研修医の先生に状況を説明したり、看護士さんに雑多な待合室で「不育症外来を受診されるとのことだけど、だれかに不育症って言われたんですか?」と突然聞かれたり、すごい厄介だったのですが、今回はスムーズ。
問診票には過去の妊娠歴を書くマスが6個あって、3つ埋めて、以前のカルテがあるからか最初からボスの先生に会えました。
先生「前回は良かったね!お手紙もくれて、ありがとう」
私「本当にありがとうございました。先生のおかげです」
先生「いや私は何もしてないから!」
すごい謙遜されていましたが、先生のような不育症研究をしてくれてる方のおかげで私は今子育てをできているし、次の子という希望も持てるのです。
「次の子?いいんじゃない!?
まず、あなたの場合は血液検査をしようね」
と2日に分けて血液検査の予定を組んでくれました。
初日に9本、
2日目に2本。
結果を聞きに行くのは2週間以上あけてなので、月末にしました。
妊娠中は頻繁に受ける採血も、久しぶりだと痛く感じました。
すごく大変だったけどもう1人産んでもよいかも、と思えたのは、不育症の私でも無事に出産できるルート(病院選びや治療法)の開拓が大変だったので、せっかくなら後にもう1人続けよう!という考えもあります。
この不育症のボスの先生に出会うまで、死産後に調べたり予約したり検査したり、半年以上かかったのを、今回はすぐ会いにいけたのもその成果。
あと、夫がもう1人生まないなら養子を欲しがるくらい子ども好きなこと。
そして、レインボーベビーの娘が可愛くて、大変と言われる新生児からの子育てを経ても、まだ赤ちゃんをかわいいな〜と思える自分がいたこと。
あと、夫が今後もずっとテレワークになったというのもあります。親戚がすぐそばにいるわけではないので、つわりの時期、産後、夫に助けてもらえる今がチャンス!
また自分の命をかける怖さもかなりあるけれど、少しずつ準備していきたいと思います。