死産後の妊娠の、不育症治療の話題です。

 
 
 
 
 
不育症(APS)のため、妊娠6週から始めたヘパリン・カルシウムの注射がついに446本になりました。
手術前日まで打つので、あと数本です。
 
 
 
↓お世話になった注射のセット
もみじ饅頭は大きさの参考です 笑
 
管理入院が始まるまでは、腿や脇腹に自己注射してましたが、入院したら看護師さんが腕に打ってくれるようになりました。
 
ためらいつつ行う自己注射よりは、問答無用で
「チクっとしますよー ハイッ」
と打ってもらった方が痛みが一瞬です。
 
入院中の薬は病院が管理するため、朝10時と夜10時にヘパリンを持って来て打ってくれます。
 
一度、夜10:30になっても来なかったことがあり、消灯後で真っ暗で自分も寝てしまいそうだったので、スタッフステーションへ行ってみました。
 
廊下にいた看護師さんに聞いてみると、
「注射ですよね。5人くらいに打って回ってるところなので、今はどこかの病室にいて、そのうち来るはずです!遅れてごめんなさいね」
とのこと。
 
病棟は35床(MFICUを除く)、空きベッドもあり。
そのうち5人も注射されてるんだと思うと心強くなりました。
 
 
旦那にその話をすると、ヘパリンを打たれることを「注射職人が回ってるんだねぇ」と言っていました。旦那は注射が嫌いだから、消灯後の暗い病室に注射器を持った看護師さんが訪ねてくる絵が怖いのかな。
なんか面白いので、看護師さんが訪ねて来たときは心の中で
「注射職人キター(≧∀≦) 」
と思いながら注射を打ってもらっています。
 
※ 私も別に注射が好きではないですショボーン
 
 
 
ブログで不育症というワードを知って、「注射は大変そうだなぁ」と思っていたのがついこの間のようです。始めてしまえば覚悟ができて、ときおり心折れそうになりつつも、38週まで続けられました。
3日続けられることは3週間続けられる、3週間続けられることはずっと続けられる、でしたっけ、そんな格言があったようななかったような。
 
職人が来るのもあと数回...と感慨深いですが、帝王切開後も血栓対策で退院までヘパリン注射するそうです。親子でヘパリンに生かされてます。