※死産後の妊娠の話題です。
お辛い方はそっとお控えください。
リアルタイムでは33週、眠気がすごいです。
外勤の妊婦さんはまだ通勤してるのかと思うと、尊敬が止まりません。
私はお腹が重くなり、お風呂の鏡で見ると、丸いお腹の下に小さな膨らみがあります
ヘルニアです
妊婦検診に通っている病院内で、29週のときに外科へ紹介になりました
妊娠後期になって、帝王切開の傷の下が片側だけポコっと膨らんだのです。
妊娠前もたまに出ていたんだけど、別の日に見ると引っ込んでいたりするので排卵とかの周期にあわせて膨らんでいるのかと思っていました。子宮がん系の検査は頻繁に受けていたので、何も指摘されなかったので気にしないまま数年。
あれ、妊娠中なのに膨らんでいる
排卵関係じゃなかったのかな
と思い、妊婦検診のとき先生に聞いてみました。
腹部エコーのときは横になっているので膨らまないため、先生も最初「赤ちゃんのひじとか?」と言っていましたが、「横になると引っ込むけど、立って重力がかかると膨らむんです」と言うと、内診のあとに重力をかけた状態で診てくれました。すると
「これ....ヘルニアだと思います。エコーで診てみましょう」
そしてエコーのモニターで黙々と何かのサイズを測る先生。なんと外科で働いた経験もあるそうで頼りになります
ヘルニアって聞いたことあるけどなんだ?と思ってたら、
「今は、腸が筋肉の穴から出たり引っ込んだりしている感じで、これを放置すると年をとったときに腸が戻らなくなって、緊急外来で運ばれてきて、壊死した腸を摘出する大きな手術になってしまうことがあります。だからいずれ治した方がいいけど、治すには小さい手術が必要で、腹腔鏡か小さくメスを入れることになります。でも、妊娠中は赤ちゃんが心配なので基本は経過観察になると思います」
えー いずれ手術。。。
でも先生の話から、穴があいたところに一生使えるメッシュを入れたらそれで終わるものらしくて、命を脅かす病気じゃないこと、残りの妊娠生活に影響が大きいものではなくてホッとしました。あとで病名をネットで調べたら、先生が簡単な言葉で説明してくれたことにすべて集約されていていました。
「みんなも、膨らんだりしてるのかと思ってました」
と呑気な私に
「ないです、ないです!笑
でも、妊婦さんはエコーのとき横になるので言ってもらわないと医者も気づかないんです。教えてくれてありがとうございます。」
と言ってくださいました。
妊娠で子宮が大きくなって圧がかかり、顕著に症状がでたことで病名が分かりました。赤ちゃんありがとう...。
もともと鼠径部の筋肉が弱い人に、妊娠で重力がかかると穴があいてしまうことがあるとか。妊娠中だけに発症する人は手術しなくてもいい場合もあるそうですが、私の場合は以前からあったので、老後のためにも要手術な気がします。
もし、妊娠中に腸が戻らなくなって「かんとん状態」という痛みを伴う症状になったら、すぐに救急車で病院へ行って赤ちゃんを取り出して、私の腸の手術をする必要があるそうです。
む、リスクを増やしてしまった...
赤ちゃんが大きくなるまで何も起きないでおくれ...。
31週のとき外科で診断が下りヘルニアは確定し、50歳になるまでの手術を勧められました。産科の先生からは「痛くならない限りいい意味で気にしないことにして、産後に経過をみましょう」ということになりました。
帝王切開になる人は同時に手術できることもあるそうで先生に聞いたのですが、麻酔の時間のことなど諸々で、どうやら同時手術はしてもらえない気配です。私は血液凝固関係で色々心配があるし、まずはとりあえずお産を無事にということなのかな
それからは、なるべく重力をかけないように、家事と自宅での仕事は休み休み行ってます。
最近はさらなるマイナートラブルが重なり、なるべく家から出ないようにしています
できれば34週まで、あわよくば38週まで、異変が起きませんように