死産後の妊娠についての話題です。
自宅から近めの医療センターに転院して早々、夜中に車で病院へ行くことになりました
ドライブと旅行が好きな旦那さんの提案で、関東北部の温泉へ行って1泊して帰ってきた翌週から、仕事で疲れていた旦那さんが珍しく風邪をひきました。
ゴホゴホ咳してるけど、普段は旦那にあまり風邪をうつされないから大丈夫かなと思って2日くらい様子みていたら、
私、突然の発熱
午前中はなんともなかったのに、午後から関節が痛くなり、頭痛いのは、熱中症かなぁなんて思って水を飲んで仮眠をとって起きたら、あきらかに熱あり...
計ると37度代。
横になりながら「妊婦 風邪」で検索し、どの程度悪化したら受診すればよいか調べると
38度を超えたらと。
そして夜に熱を計ると38.2度...
何度測っても38度代。
これはきっと風邪だし明日になったら治るかも〜なんて思っていたけど、旦那さんがマスクしながらか細い声で
「病院へ念のため電話して、行った方がいいか、様子見た方がいいか聞きなさい」
と言うので、まだ2回しか行っていない総合医療センターに電話ました。
すると守衛さんが、名前と診察券番号と妊娠週数を聞いて、すぐに産科につないでくれました。
すると最初から優しい雰囲気の女医さんが出てくれて、発熱の経緯を話すと
「これから来れますか?ERに来てくださいね。念のため入院セット持って」
とのこと。柔らかい対応に安心しました。
旦那は内科でもらった薬を飲みながら微熱のまま出社し、普段より早く帰ってきたところだったので、私ひとりでタクシーで行こうとしたのですが、運転して同行してくれることになりました
病院へ着くと待合室の照明は消えていましたが、ERのエリアは高齢の方や熱がありそうな人、子連れの人、救急隊の人などで賑わって(?)いました。旦那も風邪が辛そうで、ふたりして待ち時間が辛かったですが当直がたまたま担当医の先生でした!
私と、ゴホゴホしてる旦那への問診の後
「ウイルス性、いわゆる風邪だったら良いのですが、子宮に問題があって発熱しているといけないし感染が起きていると怖いので、検査しますね」
と大容量の血液検査と、産科の検診、水分補給のための点滴をしてくれて、エコーで赤ちゃんの様子を確認してくれました。普段より採血や点滴の針が痛かったです。。
若い女医さんが採血してくれているときに、前に胎盤が前壁と聞いたことがあって不安だったので
「赤ちゃんが蹴ってるときに、お返事で外からポンポンて押してるんですが、胎盤はがれたりしないですか?」
と聞いてみました。すると
「大丈夫ですよ、押されてるって思ってるかもしれないですけど」
というシンプルなお返事。その会話を聞いていた電子カルテ入力中の担当医の先生がすかさずこちらを向いて
「えっ もう赤ちゃんとコミュニケーションとれてるんですか?いいですね〜
そんな簡単に胎盤ははがれないから大丈夫です。上のお子さんがいるお母さんは、お子さんがお腹にぶつかったりしてますから」
と明るく返してくれて、優しい先生だなぁと思いました。
(妊娠週数が進み、胎盤の位置は動いて前壁じゃなくなりました)
「お母さんに熱があるから赤ちゃんの心拍は少し上がってます、でもとりあえず大丈夫です。」
「血液検査の結果、炎症でてますね。ほかの項目の検査が出るには時間がかかるので、もし問題が起きていたら電話するので病院へ戻ってきてください。もし電話がなければ、次の定期健診を早めるので来週きてください」
点滴受けながら、先生に「お忙しいのにすみません」と言ったら、
「病院に電話するハードルをもっと下げてもらっていいです。もし明日、こういうことになっていたら、また電話してください」
と、いくつか具体的な条件をあげてくれました。優柔不断なのでありがたいです そして安心感はんぱないです。
身近な人があきらかに風邪をひいているというのもあって、風邪っぽい線が強くなり、入院にはならず帰宅となりました。解熱剤や漢方などいろいろと院内処方してくれました。
旦那は寝て治すしかないのに、夜中の3時ころ運転するはめに...そして翌朝は会社。
ついでに旦那にも点滴して欲しかったけど、産科だしそれはダメな雰囲気だったので諦めました。
夜中は道が空いていて、15分くらいで帰れたので近い病院に移って良かったと思った出来事でした。
結局その風邪は長引いて、翌日には解熱剤が切れたタイミングで熱は39度になり、関節痛に苦しみ、しばらく保冷剤が手放せませんでしたが、数日後には解熱しました。そのあとは赤ちゃんに悪い気がするほどの咳に苦しみ、咳による寝不足に疲れ...2週間後にようやく元の体調に落ち着きました。
旦那は1週間ほどで治りましたが、共倒れ期間はつらかったです
赤ちゃん、余計な負担かけてごめんね
妊娠中の風邪は怖いので、要注意です