1年3ヶ月前、おなかの赤ちゃんが天国に行ってしまって、
帝王切開したので半年間は妊活ができないと聞かされて、
それなら自由に出かけられるうちにと思って通い始めた料理教室の1年間の和食コースが、修了しました!
月1、2回なので、上達したかどうかは微妙ですが...
ずっと自己流なうえに味覚音痴なので、はじめて料理教室に行って正しい計量の仕方、調理器具の使い方、食材の扱い方とかを学べて良かったです。
少しは今後の家族の健康のためになるかな
とはいえやっぱり料理の才能がないので、もっと難しいコースはマダムになって余裕ができたらでいいやと思い、習い事ひと段落。
教室には定年退職されたおじさまも結構通っておられたのですが、同世代の女子4人グループで毎回同じテーブルにしてもらい、主婦トークが出来たのも楽しかったです。
なかでも特に話しやすい美人さんがいて、ふたりでお茶したときに将来の子供の話になったので、うちの生まれるはずだった赤ちゃんの話をしたら、その方は地方の大学病院で看護士さんをしていたことがあり、NICUでも働いたことがあるのだとか。
だから、小さい子や自分より若い人たちの病気や死を間近にみてきて、人の悲しみに寄り添えるとか、元気で動けることに感謝しながら生きていることとか、そういうのが滲み出ていて話しやすいのかなと思いました。
私からは負のオーラ出てるかなぁと心配したのですが、
「話しやすいと思ってたけど、明るいし、そんな悲しいことがあったなんて全然気づかなかった」
と言ってくれました。暗闇を背負ってなくて良かった
私は1年3ヶ月前までは、結婚すれば元気な赤ちゃんが生まれてくるのも、若い人が元気で働けるのも、あたりまえなことのように思っていました。だからあのままだったら、将来いろんな人を言葉で傷つけてしまったかもしれないな、と今では思います。
天国にいる息子は今でも、かあちゃんを育ててくれています。
懐の広い大人になりたい
それから、妊娠前に必要と言われている4つの病気の抗体検査と予防注射が完了しました
風疹、水ぼうそう、はしか、おたふく風邪。
たまーに「どうした?」というくらい悲しくなって情緒不安定になりつつも、体力の回復と比例して家で出来る仕事も増えて、時間が早く過ぎるようになってきました。