年が明けましたね
読んでくださっているみなさま、どうもありがとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
元気に生まれてくると思っていた息子が突然お腹からいなくなって、11ヶ月が経ちました。
もはや、宙に浮かんでいる息子と喋るのに慣れてきました
今年は年賀状は出さず、送ってくれた方にはメールで差し障りない返信をしました。
最近は、年賀状を出さない友人知人が増えているので、喪中じゃなくても年賀状を出さない流れに乗ろうとしています
今後も相手が喪中かどうかとか、心配しなくて済むので...という名目ですが、本当は年賀状が出せるほど要領が良くないんです
これまでに読んで救われた本を、
ずっと記録しようと思っていて、
ようやくまとめてみました!
まずは精神を支えてくれた本編です。(読んだ順)
『ママ、生まれる前から大好きだよ!胎内記憶と命の不思議』
著:池川明
妊娠中、私に子育てできるのかなぁと心配していた頃に、前に聞いた胎内記憶のことを思い出し、産科医の先生が書いている本を見つけて読みました。
お腹の赤ちゃんはすでに人格があって、外の音も聞いているということを知ってから、まだ見えない我が子に話しかけられるようになりました。
その妊娠は悲しい結果になってしまったけれど、いっぱい話しかけておいて良かったと思えました。
この本には誕生死した赤ちゃんの話も出てきます。
まさか自分の子がそうなると思っていなかったけれど、亡くなってしまってからぼんやりとこの本の体験談を思い出し、あの本に書いてあったように亡くなった子にも何か役割があるんだと、入院中に思うことができました。
ママ、生まれる前から大好きだよ! 胎内記憶といのちの不思議 [ 池川明 ]
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『誕生死』三省堂
死産してすぐ、ウェブを見る元気もない入院中に、旦那が手渡してくれた本です。
発売から時間は経っているので、いまの現場とは違う内容も多いかもしれませんが
赤ちゃんを失った方々の体験談が並んでいて、自分だけじゃないんだと思うことができました。
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『うまれる かけがえのないあなたへ』
著:豪田トモ
映画「うまれる」の本で、第3章に誕生死のことが書かれています。
「誕生死は大切ないのちを失うことだけれど、目には見えなくてもいのちは消えずに存在し、お父さん、お母さんと一緒に生きる「家族」であることに変わりはないんですね」という、著者の言葉に共感しました。
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『くものうえのハリー ぼくとおかあさんのたからもの』
著:城井文
本屋さんでも平積みされていたりする、大好きな絵本です。
天国に行った子羊が、地上にいるお母さんのことを心配して励ましに来ていること。
亡くなってしまった子羊のためにお母さんが作ったセーターが、雲の上にいる子羊に届いていることなど、要所要所で号泣です。
動画もあります。いつ見ても泣けます。
https://www.youtube.com/watch?v=TXpGWhdwXuo&list=RDTXpGWhdwXuo
くものうえのハリー ぼくとおかあさんのたからもの [ 城井文 ]
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「お空の天使ちゃんを思う家族の会の手記」
バルーンリリースに参加したときに寄付をし、いただいた手記です。天使になってしまった我が子への愛情溢れる記録がぎっしり。いろいろな箇所に共感できる内容が散りばめられています。
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ほかにも、
「天国郵便局より おとうさん、おかあさんへ」
著:鮫島 浩二
は文章だけ読ませていただきました。いつか買おうかな。
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読んだ本記録の第2弾は、産科のテキストとか、フィジカル編でまとめる予定です。
天使ママ先輩方には、知っている本ばかりだったかと思いますが...
いいね、してくださる方の中には
赤ちゃんを天国に見送ってまだ日の浅い方もいらっしゃるので、どなたかに少しでも何か参考になるところがあれば嬉しいです。