いつかまた妊娠できたときにかかりたいと思っている、周産期センターを見に行ってみました
死産後、次はどこの病院なら少しでも安心感があるかというのを考えて「次の病院リサーチ」をしているときは、少し前に進んでいる感じがあって、精神的に良かったと思います
前回、2次救急の総合病院にて、NICUのある病院で帝王切開をするために搬送を待った経験があるので、次にかかりたい産科の絶対条件は、何よりも
NICUがあること(できれば床数が多いこと)
救命救急があること
そして、不育症検査に引っかかりかけている私は、
アスピリン・ヘパリンの処方に対応していること
が条件に追加になりました。
はじめて病院が視界に入ったとき、ドラマで見るような大きな病院の外の看板に、
救命救急室を意味する「ER」の赤字と、
「総合周産期母子医療センター」と書かれているのをみて、
なぜかそれだけで涙が出そうになりました。
天使ママでもなければ看板で泣かないと思いますが、
「次はここにかかることができたら、赤ちゃんと私が生きて退院できるかもしれない」
という希望を感じる、ありがたい看板なのでした。
病院内のガラス張りで自然光あふれる通路には、コンビニやカフェがあって、入院患者さんやお見舞いの方々で街さながらの賑わいを見せていて、トイレで会った小さな男の子に見つめられニコっと「ばいばい」と言ってもらえるなど、病院なのに明るい雰囲気がありました
産科受付の様子をみていて、しばらくしたら受付の方同士で談笑している雰囲気になったので、恐る恐る
「紹介状をこちらに書いていただこうと思っているんですが...」
と話しかけたら、丁寧に初診のかかり方を教えてくださり、
「ヘパリンの処方もしていますし、そういった処置の必要な妊婦さんもたくさんいらっしゃってますよ」
と受付の方が詳しく話してくれました。
患者っぽい風貌だったのか、誰にも止められず産科に行けたのですが、本当はきちんと手続きをしないと入れない仕組みなのかもしれません。
ハイリスクの方を診る産科だからか、インターネット上には口コミが少なく、すごく冷たくされたらどうしようと思っていたのですが、病院を訪ねてみてホッとしました。
不育症の再検査をしている大学病院は、専門の先生がいるというのがとても心強いのですが、家からの距離、交通がより困難で、施設がとっても古いです...。
古いだけなら仕方ないのですが、受付や会計は他の科と合同で混み合っていて、採血の部屋も、内科の外来の待合室と繋がっていたりと、「病気を治す場所」という感じが強く(病院だから当たり前ですが)、どうしてもここの先生じゃないとダメというハイレベルの陽性反応だったら考えようと思っています。
アスピリンの処方に対応しているか聞くために、いくつかの近めの周産期センターに電話をかけてみたのですが、自然なお産をモットーにしている総合周産期センターの助産師さんに
「アスピリン?あ〜〜〜、そういう妊婦さんもたまーにいらっしゃいますけど、うちでは処方できないです」
と怪訝そうに言われたケースもあり、そういった周産期センターは候補から外しました
そこで出産した友人たちの、病院の評価は良いんだけど...
電話で問い合わせたのがいけないのかな...
というわけで、やっと「次の病院リサーチ」は終盤に差し掛かり、来月上旬の不育症再検査の結果を待ちます