死産からもうすぐ5ヶ月。
天使になった息子の弟か妹を無事に迎えるために、息子が残してくれたヒントを拾って、万全の準備をすることに力を注いでいる今日この頃ですが、「励まされた言葉」を残しておきたいと思います!
身近な方が流産・死産されてしまったどなたかの参考になれば...
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親友には、死産から1〜2ヶ月経ってから会えました。
「写真みせてー!」
とグイグイ来てくれる親友たちは、写真を見せると
「か、かわいい...」
と所構わず号泣してくれて、素直で根が明るい親友たちに救われました。
「写真みせて」「まだ病院に行ってる?体は大丈夫?」
という言葉が嬉しかったです。
この「体は」というのが大事で、心は大丈夫じゃないよね、というのが伝わってきたからです。
「もう大丈夫?」
と言われたときは、複雑な気持ちでした。
心はそんなにすぐに大丈夫にはなれないけれど、体は治ってきているので
「大丈夫、ありがとう」
と言ってしまって、その後、この悲しみをわかってもらえないのかな...と思ってしまったからです。
普通に「精神的にはまだダメだね」と返せれば問題ないのかもしれないです
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妊娠を伝えていた友人たちに、死産の報告をしたときに、返信で嬉しかったのは
「読んだ私も泣いてしまった」
というものです。
「悲しみは計りしれないけれど、今はゆっくり休んで」
という寄り添いの言葉も嬉しかったです。
私が友達に死産の報告を受けたら、こんなに思慮深い返信をできるのだろうかと思うほど、あたたかい言葉をもらいました。
「あなたの家に生まれて、温かい家族に見守られて、幸せだったね」
「短い時間だったけど、優しいお父さんとお母さんに会えて良かったね!」
というような、赤ちゃんが幸せだったと教えてくれる内容に、とても心温まりました。
ずっとお腹に話しかけられていたかというと疑問ですが、エコーで見ていた息子は、いつもくつろいだポーズをしていて、何も心配していないかのようでした。
そんな話はしていないのに、赤ちゃんに「良かったね、幸せだったね」と言ってくれる、友人たちの優しさと配慮に救われました。
「赤ちゃん頑張ったね。いい子だったね。」
「素敵な名前!」など
息子を褒めてくれるのも嬉しかったです。
「これからずっと見守っててくれるね」
と、ずっとそばにいてくれる存在として認めてくれる言葉も、とても有難かったです。
それから、天国に帰った息子が、きょうだいを連れてきてくれるという予言(?)も、前を向く勇気をくれました。
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仲の良い人たちは、悲しみに優しく寄り添ってくれました。
気をつけないといけなかったのは、知り合って日が浅い、世間的に必要で付き合いのある人、でした
「お腹の中で心拍が下がってしまったなら、ぎりぎり生き延びても、障害があったかもね...。知り合いの子に障害があるんだけど(以下略)」
というような話をされたときは、私が前を向くように言ってくれたのかもしれませんが、普段よりナーバスだった私は、心のシャッターが降りました...。
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嫌なことを言いそうな人は回避し続けたので、そこまで傷つかずに済みましたが、身近な人に言われてもっとも腑に落ちなかったのは「運が悪かった」です。
当事者は、それで片付けられることではないです。
現時点で、「原因がわからない」のだから、運が悪かったのか必然だったのか、分からないです。
お腹の中でそれまで元気だった子が、突然亡くなって、原因が無い訳がない。
そう思ったので、精神の回復と同時進行で、助産師さんが読むテキストを買って読み、インターネットの情報も見て、とりあえず不育症検査をするところまでは辿り着きました。そういう意味では、火を付けてくれてありがたい言葉だったかもしれないです。
暗めな終わり方になってしまいましたが、
以上が、死産後に支えられた周りの方々の言葉でした