神戸新開地手の新開地アート広場での
劇団竜人世界
第4回本公演
『風訳・ボツに駆ける』



「恋する男子こそ、真の遊戯人つまりバカである!!」 一年間の研究期間を経て、心の故郷「京都」に帰ってきた大学4回生の佐々木。親友の三宝、沼原、芽八固、馬場田と再会する筈だったが、彼らは「阿保神」を名乗る男に洗脳されていた。街ゆく人々は既に彼の支配下であり、完全に独裁者として君臨している。一体どうしてこうなったのか...覆す手がかりは、親友達4人が残した「交換日記」である。今ここに、京都を救うために阿保男子が立ち上がる!

妄想幻想悲壮たっぷりのギャグファンタジー!!
 

まとまった話なのか?めちゃめちゃなのか?
青春時代だからこその良い話なのか?違うのか?
センチメンタルな話なのか?
夢物語なのか?

タイトルも話の内容も、目の付け所もとても面白いと思う。
途中からはストーリーにも引き込まれ自然とのめり込んで観ていた。

ただそれだけに最初が残念に感じた。
漫才をやっているのか新喜劇を見ているのか的な導入で、しかも早口で聞き取りにくく「間」も良くなかったように感じた。
ましてやギャグとなると、この人がどのようにしてやるのかというのをある程度理解してないと笑い難い。



笑いというのは本当に舞台では難しいものだ。
シリアスから突然ギャグというような手もあると思うのだが。

全員がアホな事を全力で駆け抜ける。コレもシッカリとした青春。それはシッカリと伝わりました。


ちなみに、舞台の中で出てきた言葉「もんどり打つ」とは・・・
気になって調べてみた。

もんどりとは鳥の種類ではなく

とんぼ返り、宙返りの意。 また、「もんどり」は「髻(もとどり)(髪の毛を束ねて結んだところ)」の意で、「もんどりを打つ」は髻を地面にぶつけるようにしてひっくり返る意とも。

ということは、回転して後頭部を打つということか。

 また、「もんどり」は「戻(もど)り」の強調表現という説もある。


長く人生を歩んでいるが気にしたことなかった(笑)